共有地の魔 総集編

Ink Complex

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シリーズ累計発売直後に即売り切れが続く「共有地の魔」をまとめた総集編に「どんな差分が増えてるの?」と首を長くしてる人向け。今回の記事では、本編単巻では味わえない追加シチュエーションや、逆NTRとしてのポイントがどこにきているかがわかるよ。




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作品概要

タイトル共有地の魔 総集編
作者Ink Complex

同人サークルInk Complexの「共有地の魔」シリーズを纏めた総集版。既刊3作品に描き下ろし12ページを加え計132ページ。舞台はクラスメイトが泊まりに来た別荘地。深夜、主人公が共有スペースでの共用バスルームへ行くと、クラスの人気者・石田さんが入浴中だったことから始まる誤爆ハプニング。その下手くそな嘘を見抜いた石田さんが一方的に距離を縮め、いつのまにか「寝る時は僕の隣で」と主張し始める様に目が離せない。挿入れ替わり立ち替わり現れるクラスメイトたちとの連鎖劇も収録。

作品の魅力

遅めに仕込まれた雷雨が窓をがらがらと震わせる音を聞きながら、僕も他人の家のバスルームで石田さんの「見ちゃった?」に完全にノックアウトされた。たとえば髪を拭うタオルを額に乗せたまま彼女がねじ込んでくるキス音が、表面にまで響くから部屋中にバレそうでドキドキが止まらない。主人公が「泊まりだから平和に」と逃げる合間合間に、彼女は「今日は体育座りで疲れてる?」と脚の付け根を軽く押しのける。無茶な奉仕が続くのに、どこか主持ち感のある笑みがレモンみたいに夕立ち直後の空気を染める。こんなオンの字みたいな正攻法はなかなか見られないし、ラブホじゃ味わえない天然の木の香りがエロさに湿り気を添える。

しかも石田さんだけじゃなかったんだ。翌朝、隣の部屋の先輩から「俺、見ちゃったよ」とアイスノンを差し出されて、なんだか垂直落下していくような表情になる主人公。その先輩は語尾にピリオドを付ける話し方で「共有地じゃ、自分のものの境界線は曖昧でいい」と言い放つ。オトナの余裕とジャージの下から覗くカミソリの跡が裏腹で、これまた新鮮だ。途中で出てくる2人目との絡みも「俺が優先だ」とキスマークを残し合うプライドの戦いという変な騒ぎになって、三角関係の僕不在パワーで滑稽なほど熱を持つ。休み時間の廊下で廊下で下敷きを踏むイメージをぶち壊してくれて、むしろこちらの視点がずれてしまうのが面白い。

総集版の追加ページでは、さらにラストを「夜明けまで残り4時間」のタイマー付きプレイにしてくれる。バスルーム⇒リビング⇒和室と場所を巡りながら、他のメンバーが寝静まったあとの淡い光で焦らす演出が秀逸。石田さんが「私以外は起きてないから」と主張した直後に背景に現れる先輩の影が──笑ったね、バレバレなのに勢い優先。読み終えた後、布団に潜ってまでニヤニヤしてしまう勢いは、シリーズ史上一番かもしれない。

この作品の凄いところは、セックスをしてるのに「なんで自分なんだろう?」という主人公の弱みを決して消さないこと。射程距離が近すぎるが故に、吐息と震えと短い「……ていい?」の一言に詰まるリアリティ。この「ちょっとズルいよね」感が逆NTRという枠を揺らしつつ、年甲斐もなく浮かれる僕を覗いて「じゃあ、次は私の番」と入れ替わり立ち替わりがやってくる、そんなループを味わいたい人間に届く。

気になる点

アザーカバーの竹で縛られた描写が背景にしか見えないほど薄いので、もっと主張してほしかった。

こんな人におすすめ

クラスメイトの家に泊まって、夜中に足音をたてて共用スペースを歩きたい妄想を抱いてる人。「他人のテリトリーを跨ぐワクワク」と「逆に囲い込まれる甘酸っぱさ」の両方を欲している人。

詳細はこちら

「共有地の魔 総集編」下記サイトにて配信中です。他の作品も多数公開されていますので、まずは下記サイトでチェックしてみてください。

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