逆NTRに舌なめずりしつつ「今日こそはヤられる側にまわるぞ」と構える毎晩のあなた向け。神対応で食い込んでくる狐嫁と、その鎌首をも捩じ伏せる主人公の攻防がどんなぞくぞくするか、この記事ですべてわかります。






作品概要
人間界の高校に通う白金山狐娘は、成績優秀スポーツ万能の学園のアイドル。しかしその華やかな姿は仮初。実は幼馴染でもあり、主人公を“祭品”にしようと張り倒す神様の正体だった。彼女にとって学園生活は儀式の一部、隣の席に座る少年は生贄候補。なのに毎朝「おはよう。今日も顔赤らめちゃって可愛いね?」と耳元で甘えるから、恋か儀式か境界が溶けていく。3日で心奪われた少年が先に求婚、狐娘が慌てふためく。神様の義理と恋心がせめぎ合う、同居ラブコメの幕開け。
作品の魅力
棚に咥えた文庫本の背文字を盗み見て「この作家、前作も面白かったよね」と話しかける感じ。まず表紙が尋常じゃない。制服の裾から零れる白い尻尾と、小路あかね氏描くふんわり艶かしい狐耳。先っぽのほんのりピンクが「撫でたい?」と語りかけてくる。ページを捲ると奥付にあるもっさり九尾の下で、ひそひそ恋バナしているワンショットも加えてあり、もう開く前から期待値が跳ね上がる。
入学式の運命再会からすぐのシーンで度肝を抜かれる。狐娘が廊下で主人公を壁ドン。「さっきの自己紹介、わざと固まらせたでしょ?ほら、謝るなら今すぐ……」と言いながら指先でスクールタイを引き寄せ。ところがカメラアングルがどんどん近づいて顔が寄るほど寄ると、不意に表情を綻ばせて「冗談」と笑ってすり抜ける。たとえばここで主人公の頬を指で撫でるとき、「熱いねぇ」と呟くセリフにドキッとしつつ、この子は本気で誘ってるのかイジメてるのか判別不可能で背筋がゾクゾクする。
儀式を盾にした「恋人ごっこ」という概念が刺さる。夜食べたラーメンの味が翌朝口のなかに残り続けるような不自然な距離、それじゃなくて「週末はデートしようね」と言われて交差点で手を繋ぐセリフにドギマギしてしまう。初デートルートで狐娘が尾を隠さず表参道を歩くところでは、通行人からスマホシャッター音が無遠慮に鳴りまくって、彼女の耳がピクリピクリ。すると主人公が鈍いオーラを発動して「僕の彼女だ」って睨む。ここまでくるとあなたも俺も「俺の彼女だ!」と拳を握る。
3話目にして早くも「神様に恋なんて失敬だわ」と葛藤が炸裂するクソデカ展開を平然と置いて、まず描かれるのは休日のひととき。公園ベンチでアイスの黄身味をチューチュー吸う幼なじみの横顔。そこに往年の幽霊写真のような往年なら引き伸ばされた裏写りで、幼いころの彼女の狐の姿が重なってみせる。刹那を描いて明日と関係づけられる臨場感。正直「現代に狐嫁」系はキャラ以外は凡百の現代劇と変わらないと思っていたが、家系図とか歴史ゴッソリ登場して学術書めいたページが挟まるから「おおっ」と膝を叩く。
気になる点
第四話のシーン移動が唐突で、前振りゼロから唐突にボスバトルっぽくなってびっくりした。
こんな人におすすめ
「奢られてるはずなのに実は僕が丸呑みされてる」という逆立ちNTRが好きな人。見た目は清楚系だけどベタべタ肉食で距離縮めてくる積極ヒロインにぼろぼろ降伏したい人。第一声から「諦めなさい?」と耳元で囁かれる瞬間に心拍数120を超えてもいいと思う人。
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