逆NTRや身体入れ替わり・女体化が気になる人向け。この記事では、ゆきみ風味さんの「TS勇者は帰れない」がどんな風にTS×逃走×エロトラップ雑炊に仕上がっているか、がわかります。



作品概要
魔王を倒したはずの少年勇者は、帰り際に女神の結界に捕まりTS女体化してしまう。身も心も女子になった勇者は、モンスターとエロトラップが跋扈する魔王城を脱出しようとする。巻き込まれるメスガキ使徒や変質者魔物、追手の魔将軍らとの連続バトル&バトルの合間に差し込まれるエロイベント。最後は“元の体”に戻れるのか、それとも――。
作品の魅力
刃向かった相手が「あれ? ボク可愛い?」と気づいた時点でゲームが始まってる。逃げる側はB2巻くらいの勇者=しかし今はある意味無垢そうな少女。追う側はいきなり屹立し始める触手系小魔。双方のゴールが明確なぶん、1枚目の絵から「おい待て」と首根っこを掴まれる感じが抜群に上手い。
たとえば立ち塞がるメスガキ使徒が剣を交えず二の腕を撫でるシーンでは、元勇者が“つい腕で払う”瞬間に胸が自ら波打つ反応を見せて、読者の葛藤と一体化する。そのせいで「倒せば越える山」を、こちらも絶叫しながら一緒に登らされるわけだ。
ところが面白いのは、脱落した魔物たちのモチーフがCHAOS塗装みたいな”鎧と汁”ってところ。大味なチープさとキャッチーな「輪姦モドキ」が同居しており、どこに走り出せば次のトラップに落ちるかがドリフ的でワクワクする。ちなみに魔將が使う”快感インパクト波”というチートは、ゲーム的なバランス破壊を逆手にとって「デバフ→女体弱点を効率2倍」などと羅列され、プレイヤー視点がグワンと後退して“僕も捕まりたい”と開き直る流れを誘発。
猫かわいがりに近い、小悪魔イチャイチャはハジけながらも疼く新チカラだ。女勇者が最後に足止めするために自分で”肉壁”に獣を喰わせる→結果として窓口のピクニックシートみたいに肉の穴だらけになる図など、作者のPiA(ピクチャー+アニメ)の背景一枚一枚に「あぶない穴」を付ける執念が際立つ。読浸中の手の動きが自然とリズムを刻んで、ボリュームの多さを忘れさせるトリックも完備。
気になる点
タワーフロア12階のクリムゾンナイトマイベントぶち抜きの後、エンディング解禁の「実は○○だった」展開は若干蛇足に感じた。
こんな人におすすめ
転生ごっこで「ボクも女体化してみたい」「追われるプレイ上級者」が好きな人。確実に敗北しそうなスリルと、それでも必死で抜け出そうとする自意識を求めている人にジャストフィット。
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