逆NTRやヒロインの積極性が気になる人向け。この記事では『魔法少女がワンワンとナいた日』の見どころや、なぜ熱狂的なファンがつかんでいるのかがわかります。魔法少女ものに飽きている人こそ、その裏切り方が気になるはず。










作品概要
悪の帝国アキャンサーからラギール星を守り抜いた魔法少女コンビ「ラブリーグミー」。2人は英雄として称えられるが、任務の合間には日常の甘い時間も過ごしていた。ある日、仲間の魔法少女が敵の洗脳技術によって従順なペットに変えられてしまう事件が発生する。調査のため潜入した先で、主人公はその少女が自らの口で「飼ってほしい」と告げる光景を目にする。正義と欲望、羈絆と歪んだ願望が交錯する中、彼女たちの絆は新たな形へと変貌を遂げていく。
作品の魅力
表向きは王道魔法少女ものの構図を取っているが、その裏側に隠された「支配」と「献身」の関係性がじわじわと表面化する流れが絶妙。序盤の戦闘シーンでは2人の息の合った連携が描かれ、仲間意識や友情が前面に出ている。だが、たとえば記念撮影の後、主人公の目の前で仲間の少女が突然首輪を付けられて「ワンワン」と鳴くシーンでは、視覚的・言語的なギャップが読者の認識を一瞬で歪める。この非日常が、どこか日常のように描かれる空気が不穏さを増している。
ヒロインの変化が単なる洗脳ではない点もポイントだ。彼女は従属する中で、むしろ解放されたかのような表情を見せる。たとえばあるシーンでは、彼女が自ら膝をつき、主人と呼ぶ相手の靴を舐めるが、その顔は恥じらいよりも恍惚に近い。これは「逆NTR」としての構造でありながら、相手が敵ではなく「同じ立場の存在」であることで、友情や信頼の歪みが焦点になる。正義の味方が、正義のために何を犠牲にするのか——その狭間で揺れる倫理感が、読者に問いかけとして突き刺さる。
絵柄も物語に寄り添っており、コントラストが明確だ。戦闘時のカラフルでキラキラした演出に対し、私的な場面では陰影が濃く、空気感が冷たいくらいに沈んでいる。たとえば、洗脳されたヒロインが「自分はもう戦わない」と言いながら、代わりに「あなたのためなら何でもする」と呟くシーンで、背景の魔法陣が徐々に消え、代わりに鎖のような意匠が影に現れる演出が印象的。こうした細部へのこだわりが、物語の重厚さを支えている。
気になる点
敵側の動機がやや端折られており、もう一捻り欲しかった。
こんな人におすすめ
「敵に堕ちるヒロイン」の内面変化に興奮する人。「友情が性の関係に転化していく過程」を見せられたい人。王道魔法少女の表層を壊す、歪んだ情感を求めている人に刺さる作品。
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