「童貞卒業を狙って合宿に参加したら、超肉食系サークルの女子たちに囲まれた! そんな逆ハーレム×逆NTRの展開が気になる人向け」。この記事では、実際に作品を読んだオタク目線で大学セミナーハウスを舞台にしたハードな3日間の構造と、持ち味の「攻めてくる女の子どうしの牽制劇」がわかります。







作品概要
現役大学生の俺は童貞だ。スマホ広告に釣られて「交流ゼミの合宿」なるバスツアーに申し込んだら到着早々、ヤリサーと呼ばれる浮かれたサークルの女の子十人に囲まれ「今日からの泊まり先はここ、男はあんたひとりだよ」と宣言された。リーダー格の彩花先輩からゲームを仕掛けられ、夜ごとルーレットで指名された相手と部屋に連れ込まれ、翌朝即フェラで起こされる日々。挙句、みんなで一つの布団に潜ってコンテスト風大乱交。終盤は「実は俺のことが好きだった子」が逆襲、同好会の仲間たちにけなされながらも最終日に告白を受けて――なんて展開なのに、どこかどんでん返しが見え隠れする。
作品の魅力
高校の頃、文化祭で借りた体育倉庫に友達の彼氏を押し込めて押し倒した先輩、覚えてる? 僕はあの時の香りを嗅ぐたび肩をすくめて逃げてしまうタイプの損な童貞だけど、この漫画を開いた瞬間、ズバリ「あの空気」が壁一面に貼り付く。ペン先1mmのシワまで描きこんだ制服胸ポケットから零れるキャンディ色の煙草ケースとか、手振りで笑わせてくるアシストに使ってる電子たばこに吸い口の変色跡とか――細部の嘘なさが合宿三日間をVRのようにしてくれる。
たとえば宴会2日目のシーンでは、廊下で気付かれたくないからと布団掛けでムリヤリ体位を変えさせられた瞬間、女の子の内ももがぷるぷる震えて「勘弁してよ」とささやく。視線ゼロのくせに囁きのタイミングまで音MAD並みに再現してる。これが「ただの肉欲描写」と違うのは、登場人物が仲が悪いから嫉妬を募らせているのではなく、距離の取り方を計算している点。ラウンド1ごとにお互いに「今夜はこの子にしてもらいましょ」、翌朝「アンタ達、ちょっと違うでしょう」って顰蹙を買う。
フロアいっぱいのコンドームが空になるまでの「演出」にもびっくりした。作者はネーム段階から爆発的なごちゃまぜセックスだけじゃ満足しない。囚われのキーは「証言」――各キャラごとに嫌だと思っていることをちゃんと口に出させて、それを横で聞く読者が「でも見たいんだよな」とバレバレな嘘をつき続ける仕掛け。深夜のキッチンで流し台の排水口にへばりついた泡メガネ状態の先輩が「こんなの筋トレになるじゃん」と吐き捨てるセリフは、キャンメイク並みに恰好いいけど一方的に攻められる筋金入りのはずの俺にとって心底新鮮だった。
200ページ超のボリュームの中、実は重要なのは13ページの撮影禁止ドリブルのシーン。3日目の朝、太陽が射し込む和室で、布団を蹴散らされながら「ひとり動画じゃ撮れないだろ!」と暴れる長身の女子。カメラが回っていないはずの空間に僕たちはいて、今の瞬間を後味悪く削除したくなる快感、逆にアーカイブし続けたい欲求が交錯。ここで初めて「オレ童貞卒業しても、ただ他の人を説明しにくくなっただけなのか?」って疑問が刺さる。私たちは作品内でも作品外でも、記録を封印することで安心し続けるんだな、と。
最後。へばりついたメガネに映ったのは、覗き込む表情で「期待しちゃった?」と詰め寄る西野七瀬似の年下。彼女の背後に立つ男相手の女子2人が「撮りたきゃ撮れば?」とジャケットを掴んでいる。まるで台本のない下克上を鼻血で見せてる構成に、僕は3日目の朝、頭の中で音楽を選んでしまう――「合宿終わったらメンバー全員のTwitterミュートすりゃいいだけだ」。そう結論づける時の、鳥肌たっぷりの理解者感が最高だった。
気になる点
暴走がエスカレートしすぎて、最後30ページくらい感情が追いつかなくなり、読者として「は?」状態の刹那カットが連続する。
こんな人におすすめ
「自分のペースで堕とせると素人ギャルが思ってる図太さ」を眺めたい人。合宿ついでに仲間の女友達に俺惚れさせてさりげなく告白されたいと考えている、胸キュン要素も欲しがる人。
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