田舎の古びた寺で出逢った謎の少女に心奪われ—でも実は先に押しかけ寝取りを決め込む、そんな積極的ヒロインの逆NTRネタが気になる人向け。
この記事では、「かごめ」のストーリーの核心プレイ、絵柄の色気・躍動感、そして俺たちイキリ読者が「いきなり良い意味で裏切られる」ポイントがわかります。










作品概要
S県E郡X村へ越してきた少年ハルトは、村外れの荒れた寺で不思議な少女と出逢う。儚げな眼差しにふと恋い焦がれた翌日、友人の誘いで彼は——。
ShiftAltOn渾身の一枚絵の滑らかな線、ぎこちない肢体が忽然と激しく絡み合う落差、民俗的+官能的なテイストが融合したその瞬間から、もうハルトの日常は「退路なし」に変わる。
少女の名は「かごめ」。柵の外から直接籠の中へ――どこまでが彼女の罠で、どこからが本音なのか。夏の蝉の声とともに色めく、小さな村で繰り広げられる“逆”の関係を、ぜひご覧ください。
作品の魅力
夕暮れの境内。燻った線香の匂いと、汗ばむ匂いがごっちゃになる。そのタイミングで少女は首を傾げ、「あなたなら、私を壊せる?」と問いかける。先に立ち去った足音を確かめる素振りもなく扉を閉めて、まるで待ち受けていたみたいに少年の腰に腕を絡める。この瞬間に既に犬尾草の穂先がチクリと指の腹擦ったような“軽い痛み”があって、それが後から糸を引くように疼きに変わっていく。
たとえば通学路でバッタリ遭遇するシーンでは、いきなり立ち塞がってスカートの裾だけを小指でチョンと上げて「ここに来ちゃった」と呟く。会話は淡々、でも指先は左右に逃がさない。初対面のころは清楚に見えた口元が、ここでは胸元とぴったり重なって“咲く”瞬間があり、しかもカメラは決して顔を正面で捉えない。首筋、鎖骨、爪先と視線を逃がしながら集中的に“匂い”だけを嗅がせる構成が新鮮だ。まるで盗撮されている気分だが、撮られているのは視線を遣っていた俺たち読者側なんだと気づいたとき、裏返したスリットから覗く肌が熱を帯びた。
茶色に焼けた畳の間でピタリと距離を詰められる場面と違って、修学旅行っぽい開放的な川辺で「足まで洗おう」などと二人きりになったシーンは暴力的ではないけれど「逃げ場はない」と肌身で教えてくれる。ハルトがたじろいで腰を引いた瞬間、少女は両膝で挟むように滑り込み、濡れたTシャツ越しに体温を押しつける。距離感の変化が凄い。最初の寺の一室だって窓枠ひとつ空いているのに、外の蝉の声がまるで遮断されている。この狭い画面と、外が丸見えの川辺。二枚のパネルの温度差に息が詰まる。絵柄は野暮ったい田舎の色と、彼女一人だけに掛かる逆光を衝突させて、身体の輪郭を吸い込ませる。
シナリオとして面白いのは——一言でいうと“語らせないこと”。少女が語る過去は二つあって、しかし二人目の“本当の話”は口で語られない。そもそも犬を見た瞬間、「綺麗に透き通ってる」と呟いた一言がスルーされて、読後で慌てて巻き戻すと「あっ、あれ伏線だった」と舌打ちしたくなる。これはヒロイン側にセットされた罠で、少年――いや読者まで含めた全体――を嵌める方式だ。だからボリュームが28ページに満たない軽い小説誌サイズでも、ドン底に落ちる衝撃は特大。ところどころに挟まる、鉛筆でざらついた草の画像とか、雨上がりの泥の質感とか、そんな静物画みたいな挿絵が村の空気を再生して、より“抜け穴を塞ぐ”ような封鎖感を演出。感情移入しようとすると、実はそこに逃げ道はない。
気になる点
ストーリーのターニングポイントがガツンと早すぎて、もう一枚“日常を潰す前の日常”が欲しかった。あと二人称のセリフがちょっと読みづらい箇所が2点ほど。
こんな人におすすめ
積極的に主導権を握るヒロインに、羞恥を2枚重ねにされてしまう構図が好きな人。
引っ越し先で“先輩扱い”されるどころか即座に陣取られてしまう、という田舎特有の密室感を求めている人。
詳細はこちら
「かごめ」下記サイトにて配信中です。他の作品も多数公開されていますので、まずは下記サイトでチェックしてみてください。
あわせて読みたい作品レビュー
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク先はFANZA公式サイトです。
