「妻の身体にしか反応しなくなったのに、ある日突然無力化」の深刻なジレンマが気になる人向け。味方の「娘」の存在が化学反応を起こすまでを追ったこの記事では、逆NTR的な立ち位置に身を置く登場人物のからみと、そこからうまれる“背徳感と清純さの相反する高揚”がわかります。








作品概要
「妻ではもうムラムラせえへん」──そう漏らした旦那の心情を、献身的な奥さんが察してしもてな。なんと、娘を“特権的な代用品”として差し出すっちゅう、狂気極まりない家族の形。画も台詞もギッチリ詰まっとって、一見幸せそうな団欒の裏で蠢く背徳が、読み手の背筋をぞわぞわ撫で回す一作や。
作品の魅力
作品の魅力
作品の魅力
まず絵柄や。線が細いのに存在感があって、表情の緩み方一つで「壊れていく幸せ」を見事に描き分けとる。特に奥さんの、夫に気づかれへんように一瞬揺れる視線……あれ、めっちゃエグい。そしてテンポの良さ。導入から核心まで一直線やのに、無理矢理感がまったくない。「家族ってこんなんアリか?」って思わされるシュールさが、かえって現実味を増してくる。 関係性の熱さはもう、歪みに歪んだ執着の結晶やと思う。旦那が娘に向ける欲望、娘がそれを受け入れる困惑と好奇心、そして奥さんの「家族を壊さへんために壊す」潔さ。この三者のねじれた愛情が短いページ数で濃密に描かれとる。読後感は、なかなか消えへん。気持ち悪いってより「人間の業を覗いてしもた」って感じの余韻が残る。
気になる点
いやー、ぶっちゃけ、もうちょい奥さんの葛藤が欲しかったかな。最初から「娘で行け」って腹括ってる風にも見えるけど、その決断に至るまでの心の揺れや、感情の波がもっと描かれてたらなお良かった。あとは、ページ数が短い分、もうちょい背景や日常パートがあると、異常性が際立ったと思う。とはいえ、この作品の魅力はその「引き算の美しさ」にあるから、これはこれで完成形やと認めるわ。
こんな人におすすめ
夫婦で夜を失くした倦怠感と同時に、それを「他の存在」で穴埋めしようとする空気にゾクリとする人。積極的に関わるヒロイン(今回は妻の命令で娘が動く形)が好きな人。肉親と接触する際の戸惑いと背徳を、静かな儀式として味わいたい人にも。
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