逆NTRやヒロインが能動的に動く展開が気になる人向け。この記事では『私たち、親子丼AV撮って除霊しました』の隠された魅力や、なぜ読後感がやけにスッキリするのかがわかります。ホラー×ドッキリ系の意外な化学反応もチェックして。



作品概要
築45年の平屋に引っ越してきた鈴城親子は、家の異常な気配に気づく。近所の噂ではここはかつて多人数の不審死が相次いだ場所だったという。助けを求めるために、地元で名高い除霊師を呼ぶが、その人物は奇妙な方法を提案する。AVを一本撮れば、憑いているものが自ら立ち去る——というのだ。半信半疑ながらも覚悟を決めた母娘は、カメラの前で羞恥と欲望のはざまで踊り始める。撮影の中で次第に、家に漂う黒い気配が変化し始める。果たして除霊は成功するのか。肉体と精神の両面で問われる、禁忌の儀式。
作品の魅力
表題のインパクトに思わず笑ってしまいそうになるが、実際にページをめくれば、そのユーモアの底にある精緻な世界観にすぐ飲み込まれる。この作品の本当の怖さは超自然的なものというよりも、日常の延長線上にある「家」という空間に積もった、言葉にしにくい感情の堆積だ。たとえば、母が娘に「あなたが嫌じゃなければ、やってみない?」と静かに問いかけるシーンでは、その言い回しの優しさと重さが対になり、現実逃避ではなく、真剣な選択としてAV出演が提示されている。ここが、ただのエロネタに堕さない鍵になっている。
登場人物の行動が常に内面とリンクしている点も見逃せない。多くの逆NTR系作品ではヒロインの移行が「状況に流された」という受動的な流れに収まりがちだが、ここでは娘が自らカメラに近づき、母がそれを許容する過程が、まるで儀礼のように整然と描かれる。〜と違って、誰かに煽られるでも、無理やり巻き込まれるでもない。むしろ、彼女たちの選択には「除霊」という目的が強く共有されていて、その目的意識が性的な行為の重みを増している。AV撮影という行為が、救済の手段として機能する構造が、この作品だけの空気感を作り出している。
絵柄もまた、一見すると地味めに見えるが、照明と構図の計算が秀逸だ。特に霊が視界の端にふっと現れるコマでは、影の濃さや画面の余白の使い方が、視覚的に不安を誘発する。AVシーンも、過剰にデフォルメされず、現実的な身体の動きと表情を尊重しているため、グロテスクさよりも「ここにあるのは人間の営みだ」と感じさせる。たとえば、母が自分の服を脱ぐ前に、娘の肩に手を置く瞬間の描き分け——その温もりが、ページ越しに伝わってくるようなタッチが、感情の転換を支えている。
気になる点
霊の正体や過去の詳細がややぼんやりしているため、ホラー要素をもっと掘り下げて欲しかったと感じる場面もある。
こんな人におすすめ
「逆NTRでもヒロインに主体性がある展開」が好きな人。エロとホラーが意外にうまく融合した「共同体験型の禁忌」を求めている人。家族関係の微妙なニュアンスを、性的な行為を通して解きほぐす物語に惹かれる人にもおすすめ。
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