「主婦が隣人に胸キュン!?…でも夫も一緒!?」そんな三角関係に興味がある人向け。ここでは、十数年の結婚生活に揺さぶりをかける近所の男との一夜と、その後夫婦がどう動くかの流れが丸わかりです。



作品概要
結婚して十数年、子供も手元を離れた頃――。平凡だった主婦・あやの日常に波紋が押し寄せる。家を売却して引っ越してきた新しい隣人、芳郎は穏やかな笑顔の裏に熱い視線を秘めていた。最初は軽い世間話、届けたりんごのお礼、そして借りたDVDを返しに来た夜。距離は次第に縮まり、あやの琴線は震えだす。夫との営みが日々ルーティン化していた頃、芳郎との接吻はあっけないほどスムーズで鋭かった。一度だけ、と決めたはずの一夜は、気づけば昼下がりのベッドにも広がり、やがて「夫に見られている」という破局へ。果たしてあやは、ひとつの過ちから家族を取り戻せるのか。
作品の魅力
表紙越しに漂う緊張感は裏切らない。「ご近所トラブル」という冒頭のピリッとした響きが、家庭の歯車にふと差し込むレンチのような痛快感を予告していた。主婦・あやのカンジ詰まった日常が、隣人芳郎との出会いでみるみる歪んでいく様は、タオル一枚でざわつく胸元の汗すら描ききって、読むこちらの鼓動まで早くする。
たとえば廊下で鉢合わせた際の眼差しのやり取りは、SFチックなタイムループみたいだった。数秒の沈黙が長く感じられたあと、「どうぞ」と道を譲り合うだけなのに、あやの肩がびくりと震える。「ごめんなさい、手がいっぱいで…」と屈んだ拍子に、芳郎が無遠慮に覗き込む視線がスルリとスカート奥へ。あの瞬間、呼吸がフローズンする。日常の隙間にこんな緊張が潜むなんて、正直新鮮だったし、手のひらがすぐ汗ばむ自分の図々しさも照れくさかった。
夫・和彦との対比は鮮やかすぎる。仕事帰りにベビーフードみたいな「今日も疲れたわ~」を呟く和彦に対し、芳郎は「奥さんの味、忘れられませんね」と語尾を甘く蕩かす。朝のふとん干しでも夜のゴミ出しでも、顔を合わせるたびに距離が縮まる。そのはず、なのに……。
レズ・ネタとは対称的に、今回は“夫だから余計に切ない”展開が光る。もちろん館内の逆NTRフレーバーとして、先に脱がされるのは主にあや。下着の上に重ねた手。首すじに這う舌。ベッドのシーツを握りしめる手が汗ばむ。するとそこへ――ドアノブが回る音。顔面蒼白、凍りつく三人。張り詰めた空気で息が詰まりそう。
読後感は爽快と言うより、どこか胸の奥が疼く。煮え切らない灰色のマゼンタみたいな色が残る。酢豚に添えられたパイナップルの甘酸っぱさのような味わいだった。嫌なはずなのに、もう一回読みたくなる。
気になる点
芳郎の過去が描かれていないので、一体どんな人生を歩んできたのか気になる。特に急所。
こんな人におすすめ
「積極的ヒロインが家の中に押し掛けてきて、行為を止められないジレンマ」が好きな人。結婚歴ありの主婦×新参者のイチャつきが刺さる人。日常と非日常の狭間でスリルを味わいたい人。
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