子持ち未亡人が風俗嬢に転身してからの“新たな一歩”が気になる人向け。今回、潜入カモが元同級生ときたら物語はどう動く? この記事では、前2作の決意を引き継いだ未亡人の“覚悟”と、満を持して表れた“恋敵不在のラブラブ攻防”がどう描かれているかが分かります。




作品概要
風俗店で働き始めて二ヶ月。子連れの未亡人・霧島さんは、顧客の一人——昔片想いだった結城くんと再会する。稽古ごっこより過激なプレイを重ねるうち、その“接客”に本音が混じり始めて……。前作で決めた依存先は、本当は恋かもしれない。すると店の外でもデートを重ねる二人。だがある日、結城の元カノが戻ってきて三角関係へ。未亡人ママはゲス客との契約延長を拒否し、本音をぶつける。果たして彼女が選ぶのは仕事か、結城か——。大人の事情と純情が交錯する第3弾。
作品の魅力
「2カ月ぶりにマユゲにアイライン入れたら、男泣きしたね」。——サクラ色のウェットティッシュごと指を舐め上げる仕草が、比喩で言うなら亡夫の焼き増し写真をふっと吹き飛ばす風。前作で「決めましたから」と呟いた瞬間の余韻は、もうここではない。たとえばラブホの鏡に映る自分の下着を見て照れる表情では、母性ではなく“女”として恥じらう灼熱感が立ち現れる。
シナリオは円熟味を増した。今回の見どころは、業界用語で言えば「客引き」ではなく「ナンパ」。逆NTRの定石で<釣り>はライバル不在でも効く。なぜか? 彼女が相手を“選んだ”瞬間、すべての男性読者が自己投影できる隙が生まれるからだ。そしてケンカ別れのカノジョがドアを叩いてくる場面では、一般的な修羅場かと思いきやこれが「仕事を辞めてくれ」ではなく「ここに来るな」で衝突。攻守が交代し、霧島さんは「私は商品じゃなくなった」と宣告する。伏線はたった2コマで完遂。短冊の先に見える未来図は、母と恋人という二つの器を一度に満たす紙一重のバランスに徹している。
風俗マンガで“扱き”と“ハグ”を同じ画角で見せるのは至難。しかし両者が交差するアングルで描かれた、本人の顔と乳首がちらりと映るカットが印象的。色彩はむしろ抑制気味で、肌の光沢を際立たせる方法を選ぶ。男が涙ぐむ顔を描くと決まった時、グレースケールでぼかした背景に負けない鮮度が残る結果に。この“カラダ”の挿絵は、物語のテンポを変える潜望鏡の役目を果たしていて、押し込みすぎないからこそ読者の手が伸びる。
ボリュームについては“4P”あるという報告が跳ねているが、読み応えは章立ての密度に正中。登場人物、回顧、決戦、その後。4つ折りの構成は同人としては余裕すぎる。それを余裕と感じさせない脚本家の手腕、これがミツミツにく印。たとえば「デートの昼下がり編」と「風俗本番夜編」で色温度を2段階に温めて冷ます操作は、朝のコーヒーと夜の甘酒を同じ舌で味わわせる快感。作品は「読む」より「味わう」オブジェに近い、そんな印象を持った。
気になる点
元カノが唐突に帰国する理由が“家族の事情”という曖昧説明で、ピンポイントに刺さらない。描写は短く済ませた分、もう一押し説明が欲しかった。
こんな人におすすめ
「風俗店舞台で、依怙贔屓ゼロの王道ラブコメを読みたい人」や「逆NTRで、ライバル不在でも胸が締め付けられるところを味わいたい人」。さらに「子持ちヒロインが母親でも女でもある瞬間を求めている人」。
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