朝のローカル番組で山奥の祠が崩れるニュースが映った瞬間、側にいた女友達がひそかに興奮して句点しか出てこない意味深 tweet をした――そんなDPがある人向け。この記事では、あのささやかな不幸がドラゴン級の甘すぎる展開に変わるまでを、あんたのオトナ事情御利益マップで、包み隠さず説きます。








作品概要
かつて村を守っていた小山の祠を、うっかり壊してしまった俺。その立て札は「千年前の蛇神を祀る」とあったのに気づいたのは手遅れで、祠の主・白蛇の神様・シロヘビ様がぬるりと現れる。彼女の目的はただ一つ「封印が切れたから子種をもらう」。触手にも見える白蛇の尻尾が絡み、外界から隔離された祠の奥の祭殿へ連れて行かれた俺。加護を受けるための儀式は昼夜を問わず交わることで、シロヘビ様は人間界の知識を欲しているらしく「人妻と浮気する醍醐味」「妻の前で密かにデレる背徳感」を次々学びながら「我と人間の境界線を溶かして欲しい」と要求する。果たして俺は村に戻れるのか、それとも白蛇神の団欒の繭の中で溺れるのか。
作品の魅力
出だしの崩れ具合が痛快でした。巨石がゴロゴロと轟きながら轟き、埃が舞う瞬間に緑色の蛇体がすべるように現れる場面は、自然災害と神々の存在が完全に同じフォーカスで撮られていて、スリルを台無しにする神対応。「事故をやらかしたら神様が来て慰謝料交渉」みたいなスピード感に、バウンドする胃袋がいっぱいです。
たとえば祠の奥では玉串の代わりに白く光る白蛇の尾が俺の顎を持ち上げ、「人間の稟性は××に宿る」なんて散文調の呪文を囁きながら絡めとるシーンでは、声にビクビクしながらも「そんなに褒められると自分の価値が釣り上げすぎて怖い!」と吐露する主人公の律儀さが何とも滑稽で可愛い。自分から襲いかかる積極ヒロインと違って、神様という立場ゆえに「頂戴」してくる無遠慮さが逆ギレ感を演出してくれます。
さらに「妻がいるのに」としゅんとなっている主人公に対して、シロヘビ様はまるで子どもに性教育を教える母親みたいに包み込むし。腰の辺りに巻きつく蛇体の動きを、挿絵がコマ割りでじわじわとズームして、粘液の反射がスクリーン越しに違和感なく伝わってくるところはプロの計算だなと舌打ちしつつも膝ガクガク。膣の奥まで蛇体が侵入する描写には、実写のように画面上で意味不明の心心を連打したくなる(やってる)。
こうした神様が主人公の「妻」という概念を玩具にして遊ぶ絶好のすり替え札があるのも面白い。もののけに奪われる人妻というテンプレをひっくり返して、今度は「神様が人間界の倫理覚えて浮気を指南」へ。上から目線で「あなたの恋人は百パーセント溝でしょう?それなら私が満たしてあげる」と宣言する瞬間、背徳の罪悪感が霧のように立ちこめる。「蛇様に捧ぐ」の儀式を繰り返すうちに、挿げ替えられてる自覚すら霞んでいく感覚が、読者の手が竦むくらいリアルでした。
気になる点
妻のエピソードが丸ごと回想で済まされちゃうから、「本当に昨日まで普通だったの?」という不審の目が抜けない。スマホで通話してるときの妻がピンボケすぎて、主人公の憐れみ指数が上がりすぎて蛇様に無条件で降参しちゃうのも…もう少しバランス欲しかった。
こんな人におすすめ
見かけの鬼神にむしゃらに喰われる快感が好きな人。選ばれることに酔い、たとえ世界が敵でも「私の方が大事」って言われて痺れる人。神様に敗北、NTR、三拍子そろった甘い地獄を求めている人。
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