生意気アイドルが催眠でハメられたり、逆手にペロペロされたりするのに胸が熱くなる人向け。この記事では総集編のどこが15年読みつづけてきた「やまだ」のツボを押したのか、どう回収されてるかがわかります。








作品概要
学園と舞台劇を背景に、生意気で人気絶頂のアイドルたちが催眠術というツールで崩れるイメボ崩壊物語。総集編では単行本1~3巻の主なエピソードを再編集し、スピンオフ短編もぎゅっと追加。制服やステージ衣装を着たまま恥態を晒しながら、徐々に自分から求めてしまう変化を描く。白猫屋らしいツヤツヤした色肌タッチと、ハートの飛び散る淫靡シチュエーションが詰まった一冊。
作品の魅力
もうひと口で言うなら、オタとアイドルの上下関係がサッとひっくり返る瞬間の「音」が聴こえるような本。1巻では楽屋裏で”握手と称して”オタクの股間をさすりながら恍惚にしていたアイドルが、2巻で舞台袖で一言「座布団一枚お願い」と呟いたら即座に尻を差し出してしまう。その落差の泡立ち具合が絶品。正直、催眠モノで一番助かるのは「嫌なのに体が勝手に」とかじゃなくて「嫌と思ってたのに舌が勝手に」とかそういう程度にとどまってる点。ギャルしかいないミライの我慢汁臭を斜め嗅ぎしながら、制服のスカートの上から逆に手を引き寄せる先輩アイドルの、性に素直すぎる表情の種類の豊富さに15年ぶりにヒートアップした。
台本みたいなセリフ回しも捨てがたい。たとえば文化祭の裏舞台で客席のざわめきが壁を伝ってくる場面では、「汗で薄くなったスパッツ透け透けになってはいけませんよ〜?」という小悪魔口調が笑えてやばい。皮肉半分の敬語が、そのまま「ヤッてください○○先輩」の甘ったるい変化につながる仕掛け。ナマモノにケジメつけるのが趣味の自分としては、巧妙すぎて逆に素直に首を縦に振れる気持ち悪さに酔える。ギャグ銃みたいな早送り演出もスレスレのタイミングで「待って」と止まるだけあって、ページ捲る手が痺れる。
ただ肝心の補助線も忘れてないから安心してほしい。催眠バーカウンターの「♥マーク進呈♥」が残り1個になった瞬間、読者側の「もう一回見たい」が反射的に主人公のセリフになるって小技が文句無しに気持ちいい。キャストは同期三人に加えて先輩一人、教師一人の計5人。どこも個性的でツンツンしてるから、あえて最年少の妹キャラが逆転バージョンで「自分だけ催眠かかってるフリしようかな」と言い出すタイミングの強引さに、読んでる方だけ肩透かしを食らって「刺さる」と思わず呟いた。
ボリュームは普通の単行本2冊分強。総集編というだけあって色刷りとモノクロページの切り替わりが演出として機能してる。たとえば、スマホ画面越しに自分のスリップ姿を見せつけるシーンではカラーでドン、次ページでサテンのハーフパンツを搔き分ける土手モノクロ。カラーで強調→モノクロで物語を進めるテクニックに脱帽。だいたい、アイドル×催眠っていうエロをラブコメに持ち込む遊び方を決して気を抜かずに貫いてる作家さんには頭が下がる。最終話で「明日ライブだけど、今日は私のステージ!」って生意気なクチビルが耳元で囁くとき、男優のぼやっとしたモザイク越しにカメラワークがぶれるのが奏でる震えのリズムが、もうたまらなかった。総じて、催眠ネタにありがちな「支配」への安直な成就ではなく「受け手側のエゴで関係が捻じ曲がる」不条理さを楽しめる数少ないサークルである。
気になる点
オタのキャラが全体的に顔面モザイク寄りな点。せめてもうちょっと素人感出してくれるとアイドルの落差が増して良かったかも。
こんな人におすすめ
「生意気な子が寝取られて自分から絡んでくる俯瞰快感」を求めてる人。舞台袖で握手会客の列を横目に、裏で唾液交換する裏と表の逆転が好きな人。催眠装置よりツンデレ心理の裏返しで股間が疼くタイプ。
詳細はこちら
「催●アイドル学園 総集編」下記サイトにて配信中です。他の作品も多数公開されていますので、まずは下記サイトでチェックしてみてください。
あわせて読みたい作品レビュー
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク先はFANZA公式サイトです。
前後の記事・同カテゴリ
同じカテゴリの記事
