「なんで浮気されてる側なのに逆に選ばれてしまうの?」って疑問をギュッと収めたNTRを誰かに話したい人向けの記事です。この記事では「童貞くんは私だけのモノ?1.5」がどんな絵柄でどんなふうにキマるのか、そしてページをめくった先に待つ舌なめずり級の展開がどこにあるのかがわかります。







作品概要
元カレに浮気されて離れてしまった香澄が、いざ別れてみたら“私の方が浮気相手だった”ことに気付く。モヤモヤする胸を抱えたまま、香澄はたまたま居合わせた草食系童貞男子の家を訪ねることに。なぜか家の中に上がり込み「私だけ見てて」という甘ったるい独占欲を丸出しにしてしまう彼女と、困惑しながらも食らいつく少年。次第に押し寄せる年上の香澄の色気に翻弄されながら、童貞を捧げる寸前で「私だけだからね」という約束を取り付けるふたり。そんな一夜を描く短編セルフアンソロジー。
作品の魅力
開口一番、名前は出さずとも街角で見かけたときの胸の疼きを描く4コマが救いがたく熱い。香澄の「あたしは浮気されたと思ってたのに自分が浮気してた」という呟きに私は一瞬、ページを閉じそうになった。でもそこから零れる痛みがまた甘い。“モヤモヤ”という部屋着が似合う生年齢感覚が、たとえばカフェのモーニングでほおばる厚切りトーストみたいにコメかみ心地いいのでした。
彼女が童貞くんの前でブラをずらす瞬間、背景に置かれた古びた鍵盤が意外なリアリティを齎す。耳に届く長方形のピアノではなく、四角い部屋に響くクリックの束。そこに描かれる薔薇の柄ワイヤレスブラは、さっきまで着ていた白ニットとのコントラストを逆手に取るように下ろされる。違って、初めて見る下着越えの肌はもう十分に敵わないと知りながら、童貞くんは首筋の匂いを嗅ぐしかない。描き手ケイディンさんの線は、そんな“やるしかないでしょ”の焦燥を正確に輪郭に閉じ込める。指先が震えるだけでなく、ふとももに伝わる硬さまで解像度高く届くのは異様な集中力だ。
本編中盤で香澄が「ねぇ、私だけ見てて」と囁くころには、もう読者は自分の部屋を借りて貰っちゃった気分になる。描かれる背景のリビングは、男の子の趣味でプラモだらけ。けれど置き去りにしたままでさえ、彼女はレストア気取りでシンプルな無垢材のテーブルに脚を絡める。構図が一転して見渡す天井のシーリングファンだけが天真爛漫だ。そこに、たとえば彼女の前髪が短めにカットされてることを再認識させるセリフレイアウトがジャマる。「ちょっと短くしすぎ?」と聞かれて“かわいい”と返せば童貞くんは即、腰を浮かす。それだけでフェンスは崩れる。腰が浮いたとき、服の乱れと共に奏でる布の音がちゃんと擬音で乗ってるのが好きだ。無骨なまでの効果音に酔っ払う──同人ならではの余裕。
短い45ページだが、最後の最後の単行落ち1枚目で、香澄が少年の名を呼ぶ「◯◯くん」。伏せてた名前が聞こえた瞬間、ページの右端に描かれたエンドロールみたいな小さなワンシチュエーション3コマが、泣き笑い混じりの余韻を置いていく。たった今、焦げついた新年の匂いを嗅いだような気持ちで読後3分くらい呆然と出来上がった自分に気付く。
気になる点
短すぎる! もっと香澄の過去、元カレクンとの通りすがりの再会など欲しかった。
こんな人におすすめ
逆NTRに「自分が捨てた男を人に取られたくない」とわかりづらい独占欲が刺さる人。「気づくと童貞男子の部屋に攻め込んでいる年上ヒロイン」という暴走シチュエーションを求めている人。
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