オソウザイヤが手がける落日シリーズの加筆リブート版が気になる人向け。東佑助と彼女の別れから始まる切なく甘い逆NTR劇に、もう一ひねりあるかどうかをこの記事ではたっぷりと綴る。






作品概要
落日シリーズ第一作に大幅加筆を施した逆寝取られ漫画。中学から続く恋人にフラれた東佑助の前に現れたのは昔馴染みの少女。寂れた街の夕陽の下、彼女の執拗すぎる好意が佑助の心を侵略していく。キャンパス、ゲームセンター、夕焼け川沿い、そして教室という毎日の舞台を跳梁する僕だけのヒロイン。胸と尻がプリンと揺れる作りの良い肢体が苛立ちを補完してくれる感覚。目を逸らせない大人びた下颌線と眼差しの力強さも印象的。
作品の魅力
本屋の立ち読みコーナーで見かけたとき、表紙の朱色が舌なめずりするほど艶っぽかった。けれど読んで驚いたのは、媚びるだけだと思っていたヒロインが意外な程能弁で攻めてくることだった。たとえばバス停での再会の際、「今さら臆してるの?」と佑助の顎を掴む仕草の鋭さ。少女漫画らしい甘酸っぱさをまとわせつつ、まるで獲物を確かめる獣のような視線の使い方が逆説的な興奮を誘う。
ナカには新たに描き下ろされた学祭シーンが追加されている。体育館の舞台袖で透けるブラウス越しに乳首が浮き立つのを隠そうともせず、逆に握らせてみせる彼女。その場では恥じらいながらも、他の生徒が気配で近づくとさりげなくバックの壁に佑助を押し付ける器用さ。普通のラブラブ劇にありがちな「見つかりそう→ドキドキ」じゃなくて、このまま見られてもいい、というどこか捨て鉢な色気が正直反則級だった。実は今日のトップ画に近くなるまで盛り上がってしまい、その露出の限度を誤魔化す僅かな距離感に舌打ちしたくなる。
描かれてる連続コマの密度の高さも嬉しい。ページをめくった瞬間にセリフの大半を視認する読者の癖を逆手に取り、三本続いた小さなフキダシを一際大きく咥え込む2ページ目のビッグパネル。煽りのない直球な跨りの構図は、ロマンチックな大型コマフレームをシニカルに崩してくれる。しかし輪郭やシワの筆致は丁寧で、肉感を捨ててないところも見逃せない。幹線道路に面した部屋のベランダで行われるべきデートセックストークなんてワードが浮かぶくらい、ギリギリの場面設定に愛着が湧く。女性側が積極的だから佑助の感情入りが浅くても違和感なく済む、という計算見え見えだけど許せてしまう甘さもあるんだなぁ、と思う今日この頃。
こんな人におすすめ
分かりきった別れ話から再出発するレベルの可愛いヒロインが好きな人。外人めいた色気ではなく、ただ尊いだけのスケベさを求めている人にもおすすめ。夕焼けの橋の上で無防備な太ももを見せつけられるくらいの日常侵食願望も叶えられるはず。
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