ギャル上司と奥さんと三人でラブラブせっくす? それで不倫? という謎設定に首をひねる人向け。 この記事では4作目の主戦場・家庭を巻き込んだ「三角関係の蜜月」がどんな色に塗られているのかがわかります。明るくて好き者ながら芯は一本線の川村葉さんらしい抜き方を味わいたい人も是非。








作品概要
ギャル上司・涼香と妻・沙希はもう盃を交わした仲。はるか昔からじゃないけど、遠くない過去に一本の口紅を通して我家に侵攻していた彼女は、今ではごはんを三人前作り惚気ながら「もう家族」の旗を立てる。最近の平和な休日は寝室が一つになる朝。布団に入った瞬間、私は女二人の甘い声でたっぷり愛され、沙希は緊張しきりながらも涼香の手際のよさに開かれ、涼香は妻の恥じらいを眺めながら溜めたドーパミンを全部私にぶつける。これは不倫から始まったご近所さんが真夜中まで3P三昧する日々の記録。
作品の魅力
窓の外に夕暮れが落ちるのと同時に、和室の低いテーブルに並ぶ三人分のグラスが灯りに透ける。「お酒? ジュース?」と首を傾げる涼香の髪の毛がネオンじゃなくてもやっぱりピンクに見える瞬間、俺の居る日常がRを引いたように艶めく。同じ屋根の下、奥ゆかしい女房とケンカ腰な彼女が並んでコロンと倒れるナマモノの三角形。たとえば沙希が「ここ触られたら、私、あんな顔しちゃう」と小声で告白した後、涼香が意地っ張りなまでに「私はもう我慢できない」と俺の首にしがみつく場面では、色の違う二本の腕が俺の背中で重なる重さが生々しく、先に溶けたプリンみたいな結末じゃ済まされない。
作品4なのにまだ余韻が残るのは、キャラが「何も変わってないけど、どこか変わっちゃったから」っていう不穏を払拭しようと必死な点。爽やか酒匂いの沙希が「これで、あたしの勝ち?」と呟くとき、涼香はニヤリと笑って「私は最初から勝ってるから」で返し、結果3Pは2対2の小競り合いに早変わり。情緒あふれる2巻の夜這いプレイや切なげ3巻にあった一夜限りの不安とは違って、今回は「明日もここにいる」人たちの温かさを肌でリアルに与えられる。ちょっと毛先が跳ねたセックスシーンのラフを見ているだけで、起きぬけのくせ毛みたいな甘酸っぱさが伝わってくる。
ページを進めるたびに音まで聞こえそうな音響がちょっぴりずれる。涼香の「いい?」の調子が乗りすぎてギター弦が外れたような裏返り、沙希の「だめ、、、」は白い布団をギュッと掴む布の音がついて回る。フィニッシュ後は妻が「とろける、」上司が「こんな顔するんだ、」とそれぞれ俺の弱点を伝いながら、自分のポジションを確かめ合う台詞が水をやるように降ってくる。30ページのドライブでピークをむこう3回も迎えるのに、ラスト黒1ページをめくるタイミングで「あれ? まだ村田さんの家の回覧板、持ってかなかった」みたいな日常の隙間のセリフが飛び出し、プレイヤーの鼓動をブラックホールのように吸い込み、あと3秒でオーブンからグラタンが出てきそうな寸止めを味わう。
こうして三人の影が一枚の光源に寄り添う最中、挟まれている主人公の気持ちの速度が凄まじい。嫉妬は抜け殻、罪悪感はオブラートに包まれ、ピストンする度に「これで大丈夫?」という問い掛けが「もう平気」に反転する瞬間。儚げで、だからこそ刺さる。音楽フェスの混雑とは違う開放的な密集。4冊目でやっと帰ってきて「ようこそ」と言ってくれる居場所。俺のアパートは二人に住み替えられ、布団サイズがALLダブル化していた。
気になる点
妻の態度転換が2巻の涼香による「はじめてのキッス」で急にパッチリ開いてしまったブリッジが、もう少し感情の鳴門海峡を描写して欲しかった気がする。でもそれは系列繋がりすぎのせいか。
こんな人におすすめ
平気で「私たちの寝室お借りしますね」と言われて興奮してしまう人。 いつもの2Pセックスに飽きたから三人で月に濡れたベランダみたいに濡れた同棲コメディを求めている人。 イチャイチャがプレイに勝る舌なめずりHを覗く人。
詳細はこちら
「女ギャル上司と不倫する話4」下記サイトにて配信中です。他の作品も多数公開されていますので、まずは下記サイトでチェックしてみてください。
あわせて読みたい作品レビュー
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク先はFANZA公式サイトです。
前後の記事・同カテゴリ
同じカテゴリの記事