『地上100階』特別版 77話〈2〉

桃田テツ@『地上100階』

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とにかくヒロインが一方的に迫ってくる逆NTRで脊髄震わせたい人向け。今回は桃田テツ『地上100階』特別版77話〈2〉のレビュー。100階越えの摩天楼に閉じ込められた男女の過密接触、そしてあの加速する甘い裏切りの行方が全部わかります。





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作品概要

タイトル『地上100階』特別版 77話〈2〉
作者桃田テツ@『地上100階』

『地上100階』特別版第77話の後編。前話で恋人の居る「瑛太」と社内不倫中の「千歳」が、業務で訪れたスカイツリー以上の超高層オフィスに閉じ込められる。停電・エレベータ停止という絶対的な密室状況。千歳の高まる独占欲、周囲への罪悪感、それでも体は彼を欲して止まない。抱き合いながらビルの窓一面に東京の夜景。けれど親友の“彼女”がビデオ通話で呼び出す段階で、嘘はもう限界。汗と唾液にまみれたまま瑛太は選択を迫られる。作品はモノクロのデジタルコミック、総ページ数44P。ムチムチした肢体が白いシャツに貼りつく感覚が、ストリップ上映のように一枚ずつ剥がれていく。

作品の魅力

原作連載が既に100話超えてる中で、この特別版77話〈2〉だけが異様に熱い。まるでオリンピックのスタジアムを二人きりで貸し切ったみたいな錯覚に陥るわ。窓一面に広がる光の帯が、銀座のネオンを階段状にしたような遠近感を作って、彼女の吐息がガラスに白く広がる瞬間に息を呑んだ。たとえばエレベータの手すりに手を添えた格好で後ろからのポーズのシーン、ガラスに押しつけられた胸が平たく歪んで、反射した東京の夜景と重なるのが粗暴で可笑しい。この歪みが現実味を増していて、リアルなビルの中でヤッてるんだという実感が皮膚を焦がす。

シナリオは違ってた。いわゆる寝取られ側視点がスキだけど、瑛太は「俺は寝取られてるのか」「それとも寝取ってるのか」の境界を自分では把握できてない。千歳が「奥さんと仲良しですか?」と囁くと同時に、指の腹で裏筋をなぞる音がセリフに重なる。二人の繋がった部分だけ音が濃くて、ビルの外の風景は無音で流れる。このギャップにびびった。もう潜望鏡を伸ばして街を覗いてるような、俺たちだけの秘密基地気分になった。

ボリュームとしては44ページゆったり。前半はじっくり愛撫と罪悪感の相談、中盤からエレベータの非常階段を舞台に豪快な体位チェンジ、ラストはビルの維修用の小部屋で正気と欲望が交錯。短尺にもかかわらずページごとに「これで終わり?」という油断が襲ってくる。たとえば深夜0時17分、東京の夜景がドンドン光を落としていくページでは、ビルの外の車のテールランプが一条の赤い線としてカメラを横切り、それが千歳のほっぺに反射してる。光がまるで証拠写真みたいに赤く朱を注ぐ瞬間で、俺は画面越しに鼻血出そうになった。

気になる点

なんで非常階段の鍵が開いてるのか説明不足。監視カメラ一切見えないのも都合よすぎる。

こんな人におすすめ

超高層ビルが恋愛ステージになる妄想をしたことがある人。通勤電車の中で、隣に乗ったOLを肘でちょっと触ってドキッとしてたけど、ノーモラルに押し倒したい衝動にかられる人。そしてスマホで不倫相手とのビデオ通話をしながら、裏で恋人との情事を妄想する背徳フェチにも刺さる。

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