「乙女たちに優しく骨まで包まれたい」「初デートのうっとり密度を、いつだって味わいたい」という方にぴったりだ。やまだが15年サークル飯を食った舌で味読む本作は「逆なのにやさしい立場の逆NTR」に目覚めるきっかけになる。予習ゼロでも浴衣の微熱と年下ギャップドッグギャルをダイレクトに体感できる。

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作品概要
「めろめろすぽいる」は言葉通り、全身をとろけさせる包容モード全開リリィ作品集。浴衣で川縁デートする色香密着彼女、頑張りすぎる幼なじみメイド、身長差ぎゅっぎゅの小柄ワンコ年下など、母性をあふれさせて押してくるヒロインたちが九編登場。甘くエスコートしながら主導を奪う“レディリードSEX”で、癒しと興奮を同時振動させる代表作もふくむ。特装版では大本命連作『ずっとキミ色に染まって…』が完結+初公開オモチャプレイ10ページ増で、筆舌に尽くせぬ濃密ゼロ距離へ。
作品の魅力
——浴衣の襟元が首筋にくっついて、その瞬間「帯、外してよ」と囁く声。たとえば川縁の花火映像が、浴衣肩から蛍光に焼き付くシーンでは、脳が香の匂いと蜜の夕立を完全同調。普通逆NTRだと『奪いに来る女』が荒々しいのがお約束だけど、ここは逆じゃなく“乙女が男を包む”。醤油顔だった部活相手が「リラックスしてる?私に任せて」と、腕の中に滑り込ませる寸前。心音じゃなく肘が高鳴る、その違和感が最高のツボ。
次ページでは、仕事帰りにガツガツ頑張るメイド姿の幼なじみが登場。憧れと背丈の差が、逆で交叉する瞬間。「今日は私がお仕置き」とくるのもさることながら、アガつきテールスピンするために「腰、少し上に」カウンター指示を出す主人公。そんな内面の焦燥を、メイドが「さすが私の〇〇」と妹感全開で受け止める。「頑張りすぎなところ…すごく好き」と、会計ソフトの残業すら甘く改竄。ギリギリ保ち合いな苛立ちと、脱力キュンが絶妙に重なる。ちょっと泣ける絶叫、やられた。
オマケの10P追加では、密着年下犬のころあいが玩具で加速。たとえば首輪チョークとリモコンバイブを交互に重ねた新橋のシーンでは、電車の振動と心拍がビリビリ同期し、バリアートはもう「オレのぶんも好きにして」。見開き上段の笑顔、下段の苦笑い、隣の頁でふっと見せる泣き顔。この三枚連続コマで一旦緩急使い分ける鮎川(著者)さんの演出、繁忙期通勤電車をこの手で味わったら他の本乗れなくなるレベル。シナリオの濃度は、ネコ開けた缶イチゴの残り香みたいに甘いのにループしたくなる。本文九編+αで200ページオーバー、めくるたび体温が0.3度上昇する確率は、個人的に92%。
ちなみにラスト近くで浴衣再登場。卯月花火が8秒だけ背景透かす演出。見開きのスピリチュアルすぎる空気抜き。すると「ぼくが選ぶ選択肢は…ここで引いてたら駄目ってこと」って主人公のスイッチが入る。とっくに女優さんに食べ尽くされたって承知の上で、逆襲。でもなんだかんだ「今日は優しくね?」と首筋キスでフォロー。甘噛み首輪の感触と共に終幕、脳内プッシュ通知で『もう一回一巻から』フラグが立つ。
気になる点
一枚目のメイド編で背景レストランのテイクアウト袋が時差ジャパンっぽく存在してるのは好き嫌い分かれる気がする。
こんな人におすすめ
「浴衣の帯を引っ張られたとたん、耳まで火照る甘えたいタイプ」「待ちの立場から抜け出す引き戻し効かせ方を想起していただきたい」「通勤電車でしっぽり能登かべにくっつけながら上目遣いぱっちり Hers & Her。欲しいひと。推薦す」
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