俺には関係のない話だった

佐古とーる

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なぜβであることが「関係ない話」なのかが気になる人向け。実は柘榴口の向こうに、身動きできないほど強引で情欲剥き出しの逆NTR劇がある。この記事では、佐古とーるが描く「見て見ぬふりをするが心はズタズタ」な主人公の姿と、総理大臣クラスの肉食女子の罠がどんな風に重なるかがわかります。










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作品概要

タイトル俺には関係のない話だった
作者佐古とーる

藤宮瞬一はβだった。小学生の頃はクラスで一番足が速く、自分はαに違いないと信じていた。だが検査の結果を見て愕然とし、以来「自分は関係ない」と周囲を避けるように生きてきた。そんな彼の前に現れたのは、ヤリ手サラリーマンと呼ばれるαの女性・遥香。酒場で偶然出会った彼女は、「君の匂いがする」と言いながら瞬一を買い取る。家に連れ込まれ拒否の声を上げても、遥香の方が一枚上手。瞬一の中で「関係ないはずだった」感情が次第に開いていく、αとβの温度差を描いた物語。

作品の魅力

ピアスが軋むような痛みで始まるこの話。瞬一の「俺には関係ない」という呪文だけ聞けば、まるで他人事を決め込むオーバードライな冷めたキャラと思える。だがたとえば、居酒屋のトイレで始まるキスの瞬間、まだ拒んでるはずなのに膝頭が小刻みに震えてる描写がある。その震えが「関係ない」の否定形であることに気づいた時、胸奥で何かがごろりと裏返った。

遥香の仕掛け方は、一般のアルファの“奥様ゲー”とは明らかに違う。腕を掴んだままホテルまで歩かせて、エレベーターの中で小さく「拒否権は無いからね」と囁くシーンなど、まるで食事中のビジネス交渉。相手を焦らすのではなく「もう決着済」とパワーポイントを締め切るような押しの強さ。瞬一は一方的に倒され、舌を絡められながら「違う、これは他人事だ」と反芻するのだけれど、その時点で既に唾液と記憶が混ざり合っている。

βとして「陰の符丁」を押され続けてきた瞬一が、遥香という突然の嵐でひりひりと表面を引き裂かれるさまが、慢性的だった痛みを一気に炙り出す。3Pをしようと提案された瞬間、瞬一は「俺はβだから生き残れない」と拒絶するのだけど、遥香は「だからこそ観察対象」と呟いてしまう。ここがいい。「関係ない」は欠落でもあったのだ。欠落ゆえに割れ目は開き、指を挿れられる隙間は必然。

眺めているだけという前提で作られたpanel演出が最後の最後で歪む。αの言葉を右から左へなぞって読んで、拒否の台詞が全部肯定に置き換わるクリエイティブなレイアウトが、胃袋を直接凍らせた。瞬一の望みは「関係ないままでいてほしい」だったのに、それを语音识别のアプリが「カンケイアルト」と聞き間違えて即座に送信する。そこから先、タグチックな後始末は省略され、見開きスペースでただ白く軋む空白があるだけ。空白があると、余計に中身がざわめく。

気になる点

遥香の“ヤリ手”臭がやや画一的なビジネスウーマンネタに寄りすぎで、もう少し生物的なにおいを出しても良かった。

こんな人におすすめ

「関係ないフリしながらズタズタにされる」様が好きな人。αの女に容赦なく食い尽くされるβ男子を求めている人。涙あり、喘ぎあり、でも最後は他人事ですませられないという体勢に酔いたい人。

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