もっと、チョロい、上司 総集編

スタジオN.BALL

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「上司が部下にベタ惚れでチョロすぎて有耶無耶になる」展開が気になる人向け。単行本総集編に込められた、時折逆NTR色の関係や、飢えるより食いつく積極系ヒロインの仕掛けがわかります。15年の同人読み潰したやまだが実戦済の核心を届けましょう。










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作品概要

タイトルもっと、チョロい、上司 総集編
作者スタジオN.BALL

スタジオN.BALLが贈る「チョロい、上司」シリーズのエピソードを網羅した総集編です。前作でほのめかされた曖昧な関係を、さらに深掘りした補足作や番外編を加えてひとつの帯へ。大学生の元バイトあいりちゃんが、その後も上司とランチや飲みに連れ出しちゃう“プライベート潜入”回に始まり、新キャラの派遣OLひびきちゃんが不意打ちキスで上司を翻弄するエピソードも収録。全編にわたって「大人の余裕」を剥ぎ取り、デレ顔全開の上司が暴かれる。22歳&29歳の年の差を逆手に取り、ヒロインたちが率先して距離を縮める、恋の駆け引きまる出し本作。

作品の魅力

喫煙所のドアを片手で押さえながら「課長、今夜は帰さないからね」と囁くひびきちゃんの台詞に、読んでる側の背筋がゾクッと寒くなった。「押しに负ける男じゃないのに、なんでこんな簡単に堕ちるんだ?」そんな疑問を抱きながらも胸が高鳴る。このギャップこそ作品の醍醐味だ。たとえば合コン後の深夜、居酒屋を出たところで上司の腕を掴み「うちに寄らない?」と小声で誘うあいりちゃんに対し、上司が「家まで送る」と頑なに断るも、結局「じゃあ30分だけ」で折れる演出。まるで紙製の盾みたいに脆い理性が、読者を思わず苦笑させてくれる。

画風の持ち味は、甘い雰囲気のなかにわざとらしさをゼロにしたカメラワークにある。ふたりのベランダで缶チューハイを呷る夜など、街灯が斜めに差し込む光と蛍光灯のまばゆい室内照明のコントラストが現実感を加速させる。といっても、ただの日常スキーでは物足りない。絶頂直前に差し掛かったリビングで、ひびきちゃんが無遠慮に上司のネクタイを引き寄せるショット。足元で落ちたままの缶がカタンと音を立て、覚悟を決めた上司に「もう、逃げないでください」と強引な接吻。この音と静寂だけの効果が、胸の奥をキュッと締め付けて離さない。

物語として際立つのは、“逆NTRの匂い”を着地点までほんのり漂わせつつも、すんでのところで天秤にかけ直す作り。上司の元カノである先輩社員・香澄さんが給湯室へ現れた際、あいりちゃんが無意識に上司の腕にしがみつくタッチ。撮影アングルがやや遠めで、三人の表情を一度に捉える画は、修羅場か三角関係かを一瞬読みにくくしながら、でもあいりちゃんの強気な視線だけが鋭くピント。既婚者扱いされる上司が「僕はただの上司だ」と咳払いしながらも、握られた手を振り払えない心理的な落とし穴がズシンと刺さる。片思いを先に更新してしまうヒロイン達の「先に好きになった方が勝ち」スタンスと、上司の「常に後手に回るだけ」の共通項。簡単に繋がりそうで繋がらない、互いの温度差にじわじわと興が乗る構成だ。

収録ボリュームは“素のまま”買い足した感じが好印象。前シリーズ既読者なら、短い番外編風作品で「その後」を味わえるし、未読者にとっては一発でトリプルチャンス。記憶違いを恐れず全部味わえる安心。ページ内に挟まる4コマ短&長の百合絵リレーは、サブカップルのちょい甘い気遣いとして活用。音量、ってやつだね。ほど良く隙間をうめる甘酸っぱさに、中央で煽情的な場面がやってきても違和感がナシ。「ちょっと暇?」“暇じゃない”「なら話聞いて」“”…挟まれた「」1つで作中世界が広がりを見せる佇まいも、潤沢なコマ割りを楽しめる総集編ならではの強味だ。

気になる点

シリーズ展開が速すぎて、1巻目の余韻を噛みしめる間もなく2巻目に突入する勢い。もうちょい“粘る”時間テンポが欲しかった。

こんな人におすすめ

掠れ上司に翻弄される萌えが好きな人。部下に主導権を奪われて羞恥顔が見たい人も要チェック。積極的ヒロインと「ついつい甘えちゃう」落差に胸キュンしたい読者にぴったり。

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