風太郎と五つ子たちがすべてヒロインになってしまう「ハーレムエンド」にどう決着をつけるのかが気になる人向け。公式には語られなかった学園祭の夜の続きをフォローし、逆NTRぽく五つ子が他の男の目を完全に無視して風太郎にぶら下がる図がわかります。








作品概要
もしも学園祭の夜、風太郎が「全員好き」と答えたらどうなる? 新刊「五等分はーと花嫁IF『ハーレムエンド』」はそんな“あり得た未選択ルート”を描く逆NTR調の短編集。出版頒布イベント「COMIC1☆16」にて先行公開された同人誌をDMMにて電子配信。大学へ進級した五人がそれぞれの学祭の“続き”を風太郎に再告白し、過去の告白をリベンジする八頁豪華漫画と各1Pのイラスト計五点。全員を“愛妻”にする新郎の永久保存版ラフ画も収録。40Pで風太郎ヴィクトリー、全員懐妊フラグ立ちの暴走ノストーリー。
作品の魅力
舞台袖で見ていたはずの学祭ライブが、いつの間にか会場の天国に変わってる。衣装がほころびてスポットライトが個室灯に――まさに夜公演の楽屋裏。この“場所のズレ”によるギャップを作者は以心伝心で生かす。たとえば一花の帰宅シーンでは、観客席の拍手が遠のく音をSE代わりに使い、服装だけ制服に戻って淫靡さ増量。アクリル板一枚隔てただけの“日常へ残像”で、読者が更衣室から一歩踏み出される気持ちにさせる手際は新鮮どころか涼しすぎる。
次はシナリオのマジック。イベント短編にありがちな「告白→決戦→ラブラブ」の決め打ちとは違って、本作は告白を“再演”させる。すでに決着したはずの勝負を翌週にRE:デート——それを「風太郎が全員を選んだ」だけの白紙化でごまかす大胆さ。しかも各話は「制服H」「女子ふたりで制服H」「くのいちH」とジャンルごとの短編コレクションではなく、1Pずつで旬のキーワードをネタ切れさえ可愛らしく先回りする構成。短いページ数でも「言い訳なしの混浴」はまだ序章と訂正されるはず、というパリッとした気持ちのいいテンポだ。
最後はボリューム。40Pで五キャラをまんべんなく片付けるなら十二分、と低予測が裏をかかれる。中盤の「姉妹入替チェンジ」3Pで、分業していたイチャイチャが一挙に五倍増しの密度になる瞬間がある。たとえば早朝の体育倉庫では三玖と四葉が並んでスコア計測、すぐ後ろで五月が熱を測り、二階観覧席には一花と二乃がストロボを焚く。レイヤーが重なり合う錯綜は一枚絵としても完結しているのに、作者はさらに「全員懐妊」という先の最終コマまで俯瞰図を差し込む。余裕という言葉は足らない。余韻でさえ計算済みといえる逸品だ。
気になる点
ドット絵でみせる“妊娠フラグ”の割り切りは会心だが、個人的に五月にだけ既成事実主義をぶつけるレイアウトは性格を見誤ったと感じた。
こんな人におすすめ
風太郎を自分に重ねて「でも五人同時に愛されたい」という欲をむき出しにしてもいい、そんなオッサン向け。逆NTRでも母性の呪縛は要らない、わかりやすい所有者優位を求めている人にもおすすめ。
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