強気な受けが誘惑に負けない「逆NTR」や、俺を取り巻くヒロインの暴走にゾクゾクする人向け。この記事では、恋人の執着が鬱陶しいどころかむしろ愛おしい、そんな歪な甘さを宿した新作の魅力が分かるよ。









作品概要
幼なじみの“ご主人様”・蒼空はわたしの「犬」だったはずなのに、数年ぶりに再会すると姿も性格も豹変し、見る目も淫靡に輝いていた。小さかった頃、ぼくを“かわいい少年”だと溺愛してくれた蒼空が、いまは「逃がさない」と呪うように囁き、肌を這わせて離さない。一方的な追跡劇の果てに、健気な恋がどうしても収まらなくなった蒼空は、俺に愛されろと爪を立てる。
作品の魅力
小学校の廊下でランドセルを背負いながら「犬ごっこ」していた日々は、もう自分の中でほわんとした懐かしさだけだったはずだ。だけど表紙で蒼空――いや“ご主人様”――が鎖を握りしめ、ぼくの首輪をちらつかせる瞬間、その懐かしさは腐った甘い香りへ変わっていた。たとえば4ページ目、ぼくが「もう違う」と拒もうとするのに対して、蒼空は「命令を聞かない犬は教育が必要だ」と無垢な顔で呟き、指一本で頬をなぞる。その指の温もりがどうしても捨てられない。読んでいる側は「逃げさせてやれよ」と冷静に言えるけど、紙面の中では俺自身も足がすくんでしまう。脳内で「快楽」を選んでいる自分のいけなさが気持ち悪く嬉しい。
シチュ絵のひとつひとつは、白濁や唾液を惜しみなく塗りたくるわけじゃない。むしろ細部をぼかし、ピントを蒼空の鎖骨やかすれた眼差しに合わせるレイアウプがかえって骨まで疼く。たとえば28ページ目の接吻シーンでは、蒼空がぼくの唇を封じる直前の「息継ぎ」だけがグレーのラフで描かれている。舌の動きは見せないのに、息が一瞬ぶちまけられる鼓動が耳元で聞こえる錯覚にかられる。逆NTR作品でよくある「このままヤられた!」の濃い展開と違って、ここは逃げられない“間”をいつまでも引き延ばす。だから後戻りできない認識がさらに輪郭を鋭くする。
物語もただ一方的な依存じゃなく、幼少期の“飼い主×忠犬”が全部ひっくり返って「飼われたい」立場が入れ替わる転倒劇が胸を締めつける。たとえば44ページ目の回想パートで、かつてぼくが「ご主人様、褒めて」と尻尾を振っていた日々がフラッシュバックする場面のすぐあと、蒼空が今度は俺の喉元に噛みつく。「愛してるって言わせたいなら、こっちが好きにさせてもらう」の一言で、理不尽さと甘々が濃密に折り重なる。捨てきれない記憶の残骸が、そこで完全に俺に憑依するかたちだ。
総ページ36枚のうち、エロが26枚。でもページ数というより「どこまで追い詰めるか」の密度が異常に高い。カット割りを工夫して、同じセリフを縦読みしてしまうようなトリック演出が随所に散らばっている。最後の3枚で蒼空が「もう何も言わせない」と耳元で囁いて、ぼくの視界を霞ませるまでに、俺は完全に蒼空専用の玩具になっている。読後、布団の中で「…たしかに逃げられないかもしれない」と呟いてしまった俺が怖い。
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