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「ないものねだり」の王道――誰かが奪われるのでなく、奪う側のヒロインにヤキモチ胸キュンしたい人向け。この記事では作者・ぐってぃの8作目でどんな“逆NTR”が炸裂し、積極的女性キャラがどこまで暴走するのかがわかります。





作品概要
| タイトル | 平凡でも非現実でもない日常8 |
|---|---|
| 作者 | ぐってぃ |
pixiv・ニコニコ漫画で連載中の2コマ漫画「平凡でも非現実でもない日常」のシリーズ8作目。登場人物の日常がちょっとした非現実的スパイスで味付けされてる短編集で、今回もフルカラーでページ数は50P弱。前作も売れ筋上位に居座る本気のラブコメ路線だけれど、主役視点で「恋人が他の子にフラれそう」じゃなく「恋人が他の子をちょっぴり口説きにいく」逆転構図がウリ。場所は学校、自宅、コンビニ付近など変哲もない場所だからこそ“ごく普通のヒロインの嫉妬”が際立つ。既読特典絵は3枚付き。
作品の魅力
表紙を開いて最初に飛び込んできたのは、まつ毛の一本まで描き込まれた「メガネを上げる瞬間」の表情だ。あのシーンは、たとえば彼女がいきなり“敵”の女子に「ちょっと聞いてほしいことがある」と声かける前、ちょっとだけ睫毛が震えるグラつき。それだけで「うわ、今まさに嫉妬ライン超えてる」と背中がゾワッとした。画力のうるおいと、刹那の感情振動が驚くほど合わさってる。
じゃあ、肝心の逆NTRってどうなんだ。従来の“好きな子が奪われる”話だと観客は安心して涙を流せる。だけど本作は逆だからこそ「守られる側」への同情スイッチが入りにくい。そこを面白がってるのが鹿せんべいをパリパリ食べながら「セーフ、セーフ」と言い聞かせるヒロインの底抜けポジティブさ。彼女の手は相手の肩を掴んでるし、目はまっすぐ「好きだから君なんか必要ない」と語ってるけれど、耳が真っ赤。視線を外した瞬間の怯え見せないのがまた新鮮。そこまで露骨な攻击的恋愛、あまりないよね。
巻の中盤、屋上で突然の“土下座王様ゲーム”。王様はもちろんヒロインで、相手を「ちょっと席外して」と選択した。ルール上ならキスまでいいはずだけど彼女は「……今回はノーキスでスキップ!」と宣告。すると横から主人公が「焦った?」と小さく笑う。画面にはヒロインの横顔しか描かれていないけど、読者は向こう側に立つ主人公の顔が想像できる。情報は与えないのに想像をふくらませる作文テク、これがシナリオの凄いところ。贫乏揺さぶりを避けることで、読者が自分で穴埋めして高まる仕掛けってどうやって思いつくんだ?
そしてラスト10ページ。いつもは1~2Pで切り上げる小話が急に引き伸ばされる。理由は「嫉妬心の全体像」をフル回転で見せたいから。ベッドに座る2人の横位置、主人公もヒロインも俯き加減。「今日の私、怖かった?」と問いかける声が小さすぎてベッドシーツに吸い込まれそう。主人公が「怖かったよ」と答えると、ヒロインは自嘲的に笑う——はずだった。でも実際は涙交じりの笑顔になる。涙が滲んでアザみたいになるレンダリング、正直これはギミックでもなく単なる演出だと思っていた。でもギャップが刺さる。悪役気取りだった女の子が、ここまで脆いことに初めて気づいた瞬間だった。
60P弱でここまで心拍が揺さぶられるのは稀有だ。最近よくある「たくさんページあっても肝心の描写が端折られてる」話とは真逆。ページ負圧に負けない密度が、単行本8冊分のノウハウの結晶って感じ。
気になる点
先行表紙だとちょっとノスタルジックなビビッド色が強すぎて、開いてみると中味はスカスカ、みたいな不安があったけど蓋開けたら杞憂だった。ただ、ラブコメの勢いでエロ要素が中途半端に短く挿入される“挟みエロ”がなくなったのは正直寂しい。
こんな人におすすめ
ガンプラみたいに「ハメどころを自分で組み立てるのが楽しい」人。「あの子がなんであんなにキレたの?」を推理しながらページをめくりたい人。あるいは「逆恨みじゃなく逆惚れから始まる修羅場」シチュが大好物な人。人差し指と中指でサッとページ繰るだけで、独占欲と開放欲が濃縮された塩味プリンみたいな味がするから。
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