無人島にたった二人きり、しかも能天気な幼なじみと冷めたギャル──そんなシチュエーションが掠めただけで胸が熱くなる人向け。この記事ではサンプルだけじゃ読めないあぜみちの本編ウラ側、「レゼがどれだけ積極的に手を出してくるのか」がわかります。ひるあんどんらしいとろけるエロと、島の取り残された密閉感の組み合わせに期待が高まること間違いなし。





作品概要
戦争遊びごっこのような奇襲に巻き込まれ、無人島へ流れ着いたデンジとレゼ。最初はデンジの能天気さに呆れていたレゼも、過ごすうちに彼の温厚な優しさにすがりたくなる。食料を共有し、夜をともにし、潮風に吹かれながら自然と肌を重ね合う。果たして二人は助けを待つのか、島を脱出する選択を取るのか。孤立無人島×始まらない恋が徐々に火をともす一冊。
作品の魅力
朝焼けの浜辺でレゼがデンジの濡れたTシャツを無理やり脱がせるところから、もう彼女の方が焦れていることが丸わかりだ。最初は「どうせすぐ現実を直視するんだろ」と冷やかしていた視点が、次第に「いい加減抱いてよ」に塗り替わっていく過程がガビガビと甘くなる。たとえば篝火の下で二人が睡眠不足でボーッとしているとき、レゼが「もう寝ていい?」と甘えるフリをしながら膝に顎を載せるシーン。まるで猫科の目線で獲物を見定めるような瞬間に、デンジの鼓動が漫画の擬音で「ドクン」と刺さる。ここまで来るのに何日かかったのか、肉眼で計るのは難しいけど、いつの間にか彼女が主導権を握っているのは明白だ。
絵柄は逆光と影を多用するひるあんどんらしく、レゼの表情のコントラストが際立つ。日差しが照りつける無人島と違って、夜のシーンは至上命令みたいに肌の艶がとろけて見える。海からの湿気と砂がすり替わる感触は、ここ以外で味わえない感触の代名詞みたいな味だ。特に雷光が走る嵐の中、雨粒の一つひとつまで描き込まれている麗しい背景と、そこで体を密着させて震えるレゼのしなやかな身体の線、対角線上に割って入るデンジの腕。画面の豊かさがエロに変換されて、まるで体温の温度差が肩越しに伝わってきそう。
さりげないボリューム感も小気味いい。ページ数を見ると普通の単行誌1本分もなく、簡素タイトルだが、島という空間を隅々まで使った密度の高さが逆に際立つ。例えば半日で描かれる連続カットで「椰子の実を取りに登る→滑り落ちて怪我→ばんそうこう貼りながら唇を重ねる→川で洗濯→裸で川に飛び込む→エロ」。収まりきらないプライスレスな1日をギュッと凝縮してくれるため、読後に日付が変わったことに気付くことすら忘れそうになる。逆NTRの美味しさとは、こういう隙間無しの密着感に他ならない。
気になる点
できることなら最後まで「取り残されたまま」の別れも見てみたかった気はする。けれどデンジの性格上、現実選んでしまうのも納得。
こんな人におすすめ
きっちりヒロインが先に惚れて、男の子ふうふ茶化しながら主導権取っていく展開が好きな人。無人島孤独×幼なじみイチャイチャを求めている人にも刺さるだろう。部屋に戻るとすぐに天窓から月光射して、海水の匂いが再現されそうな臨場感重視の読者におすすめ。
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