逆NTRで精神がどうにかなりそうな展開に興奮する人向け。今回の記事では、女精神科医が完全崩壊するまでの全記録と、ナイアガラ行進曲の筆の切れ味がどんだけ際物と本気を行き来しているかを丸わかりします。






作品概要
ナイアガラ行進曲が描く心理サスペンス凌辱もの。精神科医の久柱伊織はいじめられっ子だった元患者・藤木紫音をカウンセリングし、更生を試みるが、紫音は巧妙に彼女を追い詰めていく。精神科医の弱みを逆手にとられ、院内で次々と行なわれる強制プレイ。抵抗しながらも快楽にほだされる日常が崩れ去り、伊織は自分の信じてきたすべてを捨ててしまう。全74ページで彼女の完堕ちまでを踏まえる。立場の逆転という逆NTR要素と、医者×元患者というタブーを丹念に掘り下げた一作。
作品の魅力
タイトルに「発狂」と書かれている瞬間から違和感が首をもたげる。精神科医が治療を失敗し、自分が壊される。この対称性、そして“医者”というプロフェッショナルが一般層とは違った、覆せない知識と経験を持ちながら逆に寝取られるという構図が、いつもの逆NTRとは一線を画した熱量をもたらす。紫音はまるで診療記録を読み終えるように冷静に攻め始め、伊織の過去のトラウマを抉る。「先生はいつも被害者側に立っていたから、加害者にはなれないって知ってる」と嘲笑う一挙手一投足に、防衛本能がカチカチと音を立てる。
たとえば昏睡レイプの疑似診療シーンでは、バイタルサインの監視機器が映る背景に伊織の胸が丸見えにされ、看護師に見られているというわけではないのに“職業的視線”への羞恥が倍加する描写がある。紫音が「脈拍が上がっていますよ、先生」と囁く台詞と、モニターの“beep beep”が同期して響く瞬間、独白の「これはカウンセリング……違う……!」が蒼白な吐息に変わる。日常と非日常の境界が医療器具を通して可視化されていて、病院だからこその背徳感が外皮を這い上がる。
更に技巧的なのは、紫音の逆算する攻めの手順。最初は伊織の診察室に飾られた学位証書を見据え、学位授与式当日の写真を持ち出し、「先生、ここに写ってる研究費不正疑惑の件……」と切り口にする。僅か数コマの若干遠景の写真から、伊織の過去が錆びつき、同時に観客もようやく「彼女は完璧な‘被害者’じゃない」ことを知らされる。普通の逆NTRだと簡単に「陵辱→屈伏」へ流れがちだが、ここでは知情意が噛み合った駆け引きが3回起こり、そのたびに伊織の立場が穴位してふっつり崩れていく。床べたまで落ちるまでに34枚と、かなり時間をかけてじわじわ煮ている。
そして、崩れた後の爆発が濃い。拘束椅子に座らされた伊織が、紫音に股間の虹彩カラーのバイブをみせつけられたり、患者たちの前で演説させられたり、最終的には学会で講演するはずだったテーマ「PTSDの予防」を引き合いに出され「肉体的快感による断片的記憶変換」を体現させられる。この“学会”という最高到達点に持っていくまでが用意されすぎていて、ああもう逆NTRとはいえ理論的に尻を叩かれ続けるのは堪らない。72メカとかへたくそな機材描写もない。ベタだけど、重箱の隅を丁寧につつく音が耳に突き刺さる快さ。紫音が最後に「先生、次は論文にするんで、被験者としてぜひ」と笑う息遣いがなぜか深呼吸を促された後の酸欠気味な幸福とリンクして、個人的にはずっしり胸に残った。
気になる点
描き下ろしの表紙で伊織が髪を切られたショートヘアバージョンがエロかったのに、本編では途中バッサリされる瞬間が省略されてたのが惜しかった。スレンダー描写過多なので胸の変化が目立たないのも片鱗を出したかったぽい気はする。
こんな人におすすめ
精神科医や心理職の枠に縛られている「私は救う側」という殻を、びりびりに破壊してほしい人。医療機器のコードやカルテ、注射器が強姦具になるというSF絵を夢見る人。そして、いじめっ子と担任教師(今回は医者)の立場が逆転する瞬間にチンピクが反応する人。
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