ExtraR しけー艶噺集

行脚堂

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「昔の同人即売会でしか手に入らなかった短編が、エロス版でまとまった」のに興味がある人向け。この記事では「しけー艶噺集」がどんな雰囲気で、どこが逆NTRや積極ヒロイン的に刺さるかがわかります。





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作品概要

タイトルExtraR しけー艶噺集
作者行脚堂

COMITIA過去作の中から成人18禁短編だけをセレクトしたExtraR渾身の艶噺集。行脚堂―ExtraRによる画集なので、一枚一枚を塗り込むイラストの密度が高い。新規描き下ろし加筆も入っており、涼しげな色調とは裏腹に芯の熱い女の子たちが主導権を取って男を翻弄する。総ページ数はオールカラー60枚超。読み切り完結型が8本立てで、ふとした日常が一瞬で官能へ変貌する瞬間を凝縮している。椅子やレインコートといった小道具へのこだわりも光り、場面ごとに異なる湿り具合が舌の上に乗ってくる。同人誌特有の「あっという間に終わってしまう」感覚を味わいたい人にはピッタリのミニマム作品集。

作品の魅力

ページを開くとすぐ、屋上の手すり越しに広がる夕焼けが目に飛び込んできた。背景がグラデーションのクッションみたいに柔らかい分、彼女の肩のラインだけがカミソリのように鋭く男を刺す。たとえば屋根の上のシーンでは、風でスカートはためかせながらも「先にイかせてあげるから黙ってて?」なんて囁く台詞で主導権奪取。硬くなった相手のズボン越しに触っているだけなのに、背景の雲が実際に流れるスピードで血の巡りが速くなる感じが頭に直接刷り込まれる。

逆NTRというと、だいたいが「寝取られた」側の悲壮な表情を追う構図が多い中、ここではひとつも“敗北感”が押しつけられない。女の子主導で進行するため、たとえば「バス停でさりげなく並んだ幼なじみ」の話では、彼女が雨粒を額に乗せたままで不意打ちキス。唾液がシート越しに電気伝導みたいに伝わる仕掛けだ。攻められる側の男が照れ臭そうに視線を逸らすのと、攻める女の子が正面から見つめるのが対照的で、まるでカメラが左右にがくんと首を振ったような錯覚まで覚える。あくまで女の子が楽しんでいる。その「楽しむ意志」が爆発的に気持ちいい。

シナリオはたった数コマで極まるため会話は最小限、けれど挿絵の肉筆タッチで女の子の息遣いまで聞こえてきそうだ。たとえば「図書館の閲覧室で膝の上にこっそり座る」のは日常ではまずできない超特急級の背徳。その場所は静かすぎて耳栓しているかのような空白がありながら、絵の隅にぽつりとある蛍光灯の軋み音がだけリアルで硬直感を誘う。読者は背景の静寂の余白の分、女の子の体温を予測するしかない。それがまた想像を暴走させ、一枚でも意味密度がものすごく高くなる。

ボリューム的には短編集だけれど、8本それぞれ独立しているので読むペースを自分で調整できる。余韻が短くて物足りないと思う前に次のテーマが顔を出し、舌の上をスライドしていく感じ。作品全体で共通する“水”の隠喩を見逃すな。雨、汗、果ての雫。行脚堂―ExtraRは「濡れる」瞬間をマッコウクジラの尾びれみたいに大きく水面に叩きつけて、パラパラと読者にも飛沫がかかる。そんな小気味よい文体で、同人誌から生まれた疾走感をそのまま電子データで味わえる稀有な体験だ。

気になる点

短すぎてもうひと回転したいところで終わってしまう話が多く、読後の空腹感を覚える。レイアウトがタテ読み固定なので、タブレットで横持ちすると小さくて瞳が疲れる。

こんな人におすすめ

「読書中に突然女の子に襲われる夢を見たい」人。
「積極的な手マンで主導権を奪われる瞬間」に恍惚を覚える人。
「同人誌ならではの刃物のような鋭さで胸を刺すエロ」の虜になりたい人。

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