ちょっとツンツンしてても、実は我慢できずに欲しがってしまうタイプのヒロインが気になる人向け。つるりとしたペンタッチと、急に距離を詰められて「えっ?」ってなるGERE作品が好きな人は要チェックです。この記事では、体育祭という学園イベントを舞台にしたょリリィなラブコメ同人誌「塩対応の大塩さん2」がどんなイチャラブを見せてくれるのかを、がっつり掘り下げてお伝えします。










作品概要
前作で看病から恋人に昇格した大塩さんと加藤くん。体育祭が目前に迫り、クラス対抗リレーの打ち合わせで気まずい距離感になる。季節外れの雨でみんなが体育館に集合すると、大塩さんのマラソン記録が原因で裏番に回された加藤くんへ冷たく接してしまう。そんな瞬間、加藤が突然の熱で倒れて練習を休み、大塩さんは看病に駆けつける。本音をぶつけ合う二人は、制服のまま汗を流しながら身体も心も重ねる。雨音に紛れて響く、久々の甘いささやき。
作品の魅力
体育館の床をツーツー走る音で、どうせ最近疎遠だったんだろうと目を背けていた日常が、土足でペンキを塗られたみたいに色づいていく。観客がいない昼休みの体育館で、大塩さんが「私は裏番にするから」と言い張る声裏にある焦りが、櫛の歯みたいに一つ一つ見えてくる。たとえば無人のバスケットボールコートでボールの戻る音をジャマにしたくて、加藤の手を掴むシーンでは、彼女の指先に桜貝のひびが入ったような小さな傷があって、それを見ると「バイトで鍵盤洗い」理由より、実は練習中あれこれ考えすぎてぶつけたんだと知れる。
積極的なヒロイン像と言っても、外でというよりは幼馴染の清楚になりきれないパターンが得意なんでしょう。大塩さんの塩対応は、本当の意味で他人と温度差をつけたつもりが掌から零れ落ちる恋の熱で、思いっきり焦がすしびれを先走らせる。だから「体育祭当日は絶対応援しに来てね」って耳元で囁いたときの加藤の「う、うん……」っていう返事が、見ているだけで胸が締めつけられる。この間違っても向こう見ずな勢いは、見ている側が温めていた冷たさを一気に溶かしてくれる効果があるのが不思議。
geric先生のペンは、表情が命だよと毎回思う。その名の通り組んだ眉間が打算っぽく見えてしまうときがあるけど、それが振り払うとお洒落なオーバーリップになる瞬間に、あるいは吹き出た涙の雨が頬を伝って顎へ落ちる軌跡に、読者の心の鍵を持っている。それと違って、シナリオは本当に「体育祭をやってる」では終わらず、後日談で「完走できなくて」から繋がる儚い余白を残す。それが共に過ごした時間の重みで、仄暗く灯るランプみたいな温もりを宿すために必要な隙間だと言い張る。
頁数はぎっしり詰まっていても、エロは満載でも息が詰まらない。むしろ「私より速い記録を持ってるなんてずるい」って心の奥で拗ねている大塩さんの、効かせすぎの小悪魔な舌の動きが見どころ。体育館の照明の下、パンティの食い込み具合を見せつけて「速く走れるかな?」って挑発する顔が絶版カメラアングルみたいで、立ち読みせずに済む幸運がある。本番の体位も席替えみたいに次々変わりながら、最後は互いの脚に絡めて「ずっとこうだったらいいのに」って呟く顔が、ラストスパートのように響く。読み終わった後で「実は diferent days バージョンも」って気付くと、また櫛の先を噛んだくなる。
気になる点
体育祭というシチュエーションの爽やかさとは裏腹に、あえてミスをひっかける伏線がニアミス具合で惜しい。「もっと大混戦でもええんとちゃう?」と思わせるガッツリが一度だけ。
こんな人におすすめ
スカートの裾からのぞく太ももラインにギュッと目がいく人が好きな人。積極的なヒロインが小声で「私の分も全力で走って」って囁くコントラストに胸を鷲掴まれる人。体育祭で走る汗の爽やかさと二人だけの秘密の熱さを兼ね備えた学園シチュエーションを求めている人。
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