俺たち、これから5

きみさんど

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この記事は、ツンデレと距離感の変化を描いた王道ラブコメにときめく人向け。ちょっとした一言から広がる距離と、それを埋めようとするヒロインの切なさが気になる人にもぴったりです。この記事では、きみさんどによる日常の些細さが恋をどう色づけるかがわかります。










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作品概要

タイトル俺たち、これから5
作者きみさんど

佐久間はある日、律から言われた一言が気になって仕方がなくなる。友達と飲んで帰宅するも、まだ家にいる律の存在が頭から離れない。その夜、二人の間に流れる空気はいつもの距離感とは違う何かを含んでいて、佐久間は自分でも気づかないまま、律に近づこうとしてしまう。日常のほんの小さなすれ違いから始まる、ふたりのほろ苦くて温かい時間を描いた短編。

作品の魅力

ページをめくるたびに、会話の間や視線の交錯に息をのむ。特に、佐久間が居間に戻るシーンでは、律がソファに横たわりながら手を伸ばす仕草だけで、これまでの関係性がほんの少しずつ崩れ始めていることが伝わってくる。言葉にしなくても、身体が「近づきたい」と訴えている。たとえば、律が「まだ帰んないの?」と尋ねるときの声色は、どこか拗ねたような、でも安心しているような矛盾したニュアンスを含んでいて、ふたりの信頼関係が土台にあるからこそ成り立つ緊張感が感じ取れる。

律というキャラクターの描き方が、押しつけがましくない点も好ましい。彼女は能動的に動くが、恋愛において先導するだけの「積極的ヒロイン」には収まらない。たとえば、佐久間が戸惑っている間に、律が自然に距離を詰めてくるのは、計算されたアプローチではなく、あくまで「今の気分」で動いている。その自然体さがあるからこそ、彼女の一挙手一投足に読者は心を動かされる。彼女が持つ「余裕」と「不安」の両面が、ぎこちない会話や、無音の瞬間ににじみ出ていて、リアルな恋の入り口として説得力がある。

絵柄も物語のトーンに寄り添っている。背景の照明やシャツのシワ、髪の毛がフロアに触れる瞬間といった、些細なディテールまで神経が届いている。たとえば、酔い覚ましに飲まれる炭酸水のエフェクトが、画面の温度を下げる効果を持っている。静かな室内シーンでは色調がやや青みがかり、ふたりの距離が縮まるにつれて徐々に暖色が増えているのも演出として効いている。こうしたビジュアルの変化が、心情とリンクして読者の没入感を高める。

72ページという長さも絶妙に機能している。駆け引きばかりが続くと疲れるが、この作品は「気づき」から「行動」までを丁寧にたどったあと、最後にふわりと余韻を残す。おまけページでは日常の一コマが描かれているが、本編の結末と対照的に明るく、ふたりの関係が進展したことをほのめかす。たとえば、律が「今度は俺が迎えに行く」と呟くコマがあるが、それが本編で言えなかった台詞の代弁のように感じられ、読後にも心に響く。

気になる点

律の内面について、もう少し深掘りされてもよかったと感じる部分がある。

こんな人におすすめ

「ぎこちない気持ちのやりとりの中にある、相手を想う気持ち」が好きな人。日常の一瞬を丁寧に描いた恋愛シーンを求めている人。あと「友達以上恋人未満」の関係性が揺れる瞬間を味わいたい人にもぜひ。

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