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「友達のふりして密かに惚れていた彼女が、実はこっちを見据えていたって話を読んでみたい人向け」。この記事では“逆モロ”=ずっと遠距離のオタク男子に距離を詰めてくるヒロインのギミックを、ベテランの目線で味わい深く解いてみます。



作品概要
| タイトル | オタクの女友達と一線越えた話 |
|---|---|
| 作者 | 散文的マジョリティや |
女性にモテないことをコンプレックスに持つ主人公は、唯一の「友達」と語れるオタク仲間の彼女と今日もメディアミックストークに花を咲かせていた。ある日何気ない日常会話の中でちょっとした気持ちを漏らした瞬間、彼女が距離を縮め始める。笑顔で「今日こそは負けないよ」と宣言する彼女と、心の爆発を必死に押さえる主人公――。静かに始まった“攻略”は仲が良すぎるが故の焦燥と優越が交錯するまったく新しい恋模様を描く。読者はふたりの会話を傍観しながら胸がわくわくする体験に誘われる。
作品の魅力
朝イチで本を開いたら、彼女がスマホの待ち受けを主人公の推しに差し替える瞬間に出会ってしまった。たとえば廊下で微妙な間を縫って「これでいつでも○○くんを見られる」とさりげなく宣言する様は、見ている側の頬が熱を帯びるし、まるで恋敵(=推し)を張り合うような錯覚すら生む。
作品は“攻め”の構造を逆手に取っている。彼女が慣れ親しんだオタク知識を駆使して距離を縮めてくるのに対し、主人公は「友達だから触れちゃいけない」という禁忌やら情けない劣等感をボロボロ曝け出して逃げ腰。だからドキドキの落とし穴は向こう側にある――いつも自分が追う側だったのに今度は追われる側だという衝撃が、ページをめくるたびに背筋にビリビリ走る。
試しに2ページ目の回想。彼女が同人誌即売会で新刊を売り切った瞬間、客席から見守っていた主人公が思わず拍手をしてしまったエピソードが描かれる。別に恋愛以前の出来事なのに、作者はあえて軸をぶらさず、彼女の「頑張ってる姿を見て欲しかった」という純粋な視線だけを残す。そのことが後々の逆転劇の引き金になる——過去の「応援」が裏目に出て敵地に飛び込まされる、なんて皮肉がたまらない。
語りの緩急も絶妙じゃないけれど「うまい」。ふたりの机を挟んだだけの授業中に「ちょっと」という小声だけでドキッとさせておいて、すぐカットで制服の羽織りを脱ぐ更衣室へ移動する瞬間、その律動はまるで同人音楽の「揺らぎ」メトロノームみたいだ。ひたすら貼り付けるのも大事でしょうが、肝は「見せ時」だとこの本が再確認させてくれる。鍵っ子の遠隔操作や、帰宅電車の最寄り駅でぎこちなく握手する場面など、距離3cmの前に1cmで区切る演出の連鎖に、15年読み続けてきてもまだ「くっそ新しい」と膝が笑った。
気になる点
最後の最後で美術室にこもって2人きりの展開になるのは読み飽きた感もある。もうひとひねり欲しかった。
こんな人におすすめ
「近場すぎる友達にひそかな恋心を抱いている人」「‘逆にイカれる’快感を求めている人」。さらに「推しの語彙を交えながら距離を詰められたら腰が砕けそうだ」というドM・ドS両共存願望を抱えた読者こそ、この一杯目は最高にキマるはず。
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