金烏玉兎恋歌【デジタル特装版】

腐蝕

逆NTRで、積極的に口説いてくるヒロインの「心と下半身を同時に鷲掴み」られる瞬間がたまらない人向け。この記事では、金烏玉兎恋歌デジタル特装版に収められた「ひとひら恋心を灯しながら肉食モードへ滑り落ちてくアズハ」の魅力がわかります。世界観の抜け目なさ、ページを捲るたび増量されるヤバい甘さ――うっかり虜になる怖さまでお伝えします。

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作品概要

タイトル金烏玉兎恋歌【デジタル特装版】
作者腐蝕

好きな同僚アズハが彼氏と喧嘩してふと部屋へ。緊張しいの“僕”は抱える欲望を必死にこらえるが、彼女からは小刻みな挑発が止まらない。淡くて切ない思春期の片鱗や不登校だった少女の過去も絡み、言葉と肌が空気を変えていく夜。特装版では前編『落暉対酌』のむき出し甘デート+お祭りの取り憑かれたようなSEXを12P追加。煌びやかな灯りと下品な水音が、煙のように首筋を這う。

作品の魅力

見事だったのは、右あごに一閃走る汗の軌跡まで覚えている場面で、手錠じみた意思表示より早く恋心が暴走する瞬間を掴んでいることだ。アズハの「私、今日だけは許してくれたっていいのに」呟きに乗せて差し出された缶チューハイも、実用品ではなく「今夜を共犯者にする道具清单」。たとえば部屋の電気を落とすタイミングを彼女に任せる間の、三拍、予想外の合掌にも似た拒絶の振れ幅。そこで僕の理性が誘導弾のように外れた先に見えたのは、見逃されない確信みたいな色。

けれどヤリ場の予感ほど刺激を与えない。次の場面でアズハが「言葉より舌の温度で証明」するコトバをすり替える様が、漫画であり得ない身体言語を連発してくるからだ。舌先が震えるのと喉が鳴るのがほぼ同時刻にやってきて、ここまで「聞こえるセリフ」と「見える音」の境界を溶解させる作品は他に知らない。耳の奥まで温められるのに、スマホ越しで読んでいてもカーペットのざらつきとアズハの爪先のすべりが体内に降り注ぐ。

「浮き彫りに物語ってどうやるの?」と途中で思った。答えは、幼なじみという別の距離の関係を抜き差しながら、横糸を引き寄せるのと同じ要領だった。エロ中心で話が転がることはなく、逆に狭い空間で「他人を気遣う癖」が性欲を反転させる方法を繰り返して細工してゆく。不登校時代の少女による“廊下のドアノブには指一本触れられなかった”回想は、夕暮れの学園を自分は通れなかったという事実と重なって、翌朝のベッドで交わされるキスが「奪うこと=守ること」の矛盾を力ずくで食い破る。いや、違う。矛盾を認めた瞬間にルーズになっていたフロアのラグが一枚一枚、欲望の接着剤で足と足を貼りつけてしまう――。

デジタル特装版追加ページの祭り。その時だけ一眼レフじゃなくスマホのカメラ画角に収まるフレームに切り替わって、気取らぬ昼間での淫猥が張りつく。胸元に五割増しの汗を纏わせたアズハがくすぐったそうに股布を払いのける。「見てて」という台詞の余韻が夜のFB映えしそうな写真を上下逆さにして、僕の中指リングに絡まる。数時間前まで嗜んでいた梅酒とは輪をかけて酸っぱくて、でも不断の無理矢理さが欠けてしまうこんなコントラストが新しくて――眼鏡を外された途端、宵闇じゃなく歯が立つ明るさの中で2人の双子の恍惚が見えた気がした。

気になる点

追加12Pが描き下ろしという触れ込みでも実は既刊クロスオーバーなので、未読だと唐突。ひとつだけセリフオーバーラップが水道管に当たったような音でボケてしまい、後味が踊り場で折り返される。

こんな人におすすめ

「今夜だけは後腐れゼロで食べ尽くしてほしい肉食女子の甘い匂い」を求めている人。さらに「幼なじみという安全地帯がむしろ嫉妬の火薬庫になる」瞬間に痺れる人も要チェック。

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