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逆ハーレム気味の社内恋愛ものや、自信のある女性キャラが好きという人向け。アプローチの主導権が女性側にある展開が気になる人におすすめ。この記事では、作品の核になる感情の動きや、読んていて「ああ、わかる」と思える心理描写の精度がわかります。










作品概要
| タイトル | この恋に気づいてくれた |
|---|---|
| 作者 | だにまるstudio |
会社の後輩である辻中みほは、仕事もできるし見た目も整っていて、周囲からの評判もいい。だけど彼女には、誰にも言えない気持ちがあった。先輩社員への恋心だ。彼女はそれをひた隠しにしながらも、些細な仕草やタイミングのいいサポートで、少しずつ距離を縮めていく。誤解や周囲の目を気にしながらも、みほは思いを伝えるために行動を起こす。その姿が、やがて周囲にも、そして相手にも確実に届いていく物語。
作品の魅力
だにまるstudioの描くヒロインは、いつもどこか「隙がある」わけじゃない。みほは、完璧に見えるほど仕事ができて、同性からも好かれるし、異性からの誘いも断れないほど人気だ。だけど、その内面には、誰かにだけ見せたい弱さと、むしろそれを隠すことで余計に伝わってくる想いがある。たとえば、彼女が先輩のデスクに「間違えて」チョコを置くシーンでは、緊張で震える手をスーツのポケットに隠す描写がある。その細部の振る舞いが、単なる好意の表明ではなく、「気づいてほしい」という願いの形になっている。
彼女の恋は、受動的じゃない。周囲が「向こうが気づかない」を理由に「待つべき」と言う中で、みほは自分から動く。たとえば同僚たちが飲み会で「片思いってつらいよね」と話しているときに、彼女は「気づいてくれない相手にだけ、ずっと好きでいる義務はない」と静かに言い切る。この一言に、彼女のプライドと等しく強い情熱が表れていて、読んでいると、彼女の選択が納得いくだけでなく、応援したくなる。彼女の行動は「押しが強い」と誤解されがちだが、実際には、すべてのアプローチに理由がある。相手の疲労を見抜いて休日出社を避ける配慮も、タイミングを計った言葉選びも、すべて計算された「思いやり」の形だ。
絵柄は、だにまるstudioらしい落ち着いたトーン。服装のディテールや背景のオフィス設備まで再現されていて、リアルな職場感が漂う。だが、そのリアルさと対照的に、ヒロインの表情だけは際立って繊細だ。視線の動き、ほんの少し開いた唇、肩の力の抜ける瞬間——こうした描写が、言葉にしない感情を代弁する。たとえば、彼が他の女性と話している場面で、みほが背を向けて窓の外を見るカットがある。顔の半分しか写っていないのに、「寂しさ」と「諦め」が同時に伝わってくる。これは絵による心理描写の見せ方として、非常に効果的だ。
ボリュームは90ページ弱と、読み切りとしては十分な尺。展開に無理がないのは、ヒロインの行動に「即発的な感情」が混ざっていないからだ。すべての展開が、前々から抱えていた想いや、日常の積み重ねから自然に生まれている。たとえば、彼が風邪をひいた日に彼女が差し入れるお粥のシーンは、単なる「ドキッとする親密さ」ではなく、彼が以前「母の味が好き」と漏らした会話を覚えていたことが背景にある。その記憶の正確さが、想いの深さを物語っている。
気になる点
終盤の展開がやや急だと感じる部分があり、もう少し相手側の葛藤や変化のプロセスが描かれていれば、より厚みが出たかもしれない。
こんな人におすすめ
「自分から好きを伝えてもいいんだ」と思える物語を求めている人におすすめ。普段は控えめなヒロインばかり見ていたけど、今回は「こっちを見てよ」と言える女性に心を動かされたい人向け。職場恋愛で「距離の縮め方」にリアルさを求めている人にも刺さる作品。
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