冬ごと!

郁村

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隣に住む美人姉妹を眺めながら“もしあのお姉ちゃんが居候になったら……”という妄想が気になる人向け。やまだが15年×2000作読み漁った目線で描いたこの『冬ごと!』のレビューで、郁村先生ならではの“日常がじわじわHになるテク”と、主人公をまっしぐらに誘うお姉ちゃんの仕掛けがわかります。






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作品概要

タイトル冬ごと!
作者郁村

いつもの春先。隣の古びたアパートで暮らす姉・夏帆ちゃんと妹・春奈ちゃんが玄関の鍵をなくし、うちに居候することに。前作の夏のクリップは追わなくても大丈夫。タイトルの“冬”はまだまだ先。でも、布団をはぎとられて一緒に寝る日が増えるにつれて、空気は甘く、指先はもぞもぞ、言葉より体温で距離が縮まっていく。郁村先生が奏でる“隣人との桃色日常”シリーズ第2弾。

作品の魅力

ページを開くとすぐ、廊下でぶつかった瞬間のお姉ちゃんの「あら、まったりくん?」の登場フレーズに、こちらの心臓が跳ねる音がアンサンブルする。前作でLINE交換した後だから不自然じゃない、でもやっぱり緊張する。そのギャップにぐいぐい引き寄せられていく感覚が癖になる。作者は日常のちょっとした距離感を妙にリアルに描く天才だ。

たとえばお風呂あがりにリビングで遭遇したトリプルパンチ。レギンスの上からタオル地のワンピ、そしてキャミの上にニットと三重に着込んでいるのに、湯気に濡れた鎖骨がチラ見え。超絶防衛ラインにもかかわらず色気が漏れるのが反則レベル。身を乗り出して「今日も部屋貸してくれる?」と囁かれた瞬間、あてが外れるスリルと、もしかしてそろそろ本番っぽい? という期待が混じって頭がくらくらする。

花火大会の日、雨で打ち上げが中止になり、ふたりきりの部屋で缶チューハイを片手に昔のアニメDVDを再生していたら、突然の雷。「怖い……」なんてギュッと肘で寄り添われて、肩の感触が温い。すれ違い涙の宿題と違って、ここは“空気が重くなる”タイプの演出。雨音に紛れて「キスしていい?」が聞こえるか聞こえないかのレベル。耳元で息を吹きかけられ、あえて動かずにいたら唇がぴったり重なって、どちらからともなく奥まで絡まる。引き離そうとして逆に深くなり、これはもう宣言だ。舌先が震えるわけじゃなく、震えているのは俺の理性。濡れた髪から滴る雨粒がぽた、ぽた、と畳へ落ちる音まで味わえるほど密度が高い接吻シーン。

3Pエリアに突入したのは巻末40P。さすがのボリュームで、姉妹がペアになって耳と首筋を交互に責めてくる構図は珍しい。妹はちょっとヤンデレ味づけの舌使い、姉は魔性な余裕の笑顔。まるで二種の味覚のフルコースだ。といっても過剰演出はナシ、ドMワード連発もナシ、だからこそ体温感が直に伝わってきて、読後もぬるりとした残照が付き纏う。ラストは「じゃあ、ずっと冬ごといっしょに過ごそ?」とナデナデされて、ニットの裾をくいっと上にめくられた1コマ。この先の展開が予感できて、すぐ次巻が読みたくなる仕掛け。

気になる点

春奈ちゃんのギャップにゃ物足りなさが残った。もうちょっとヤンデレ進化するのかと思ったら鮮度は保たれたまま、割とあっさり卒業。このまま温めておくか、次は花開くか。

こんな人におすすめ

「妹に嫉妬されながらお姉ちゃんを独り占めしたい」という罪悪感入り甘酸っぱさが好きな人。雨宿りチャンスで濡れ髪をなでながらキスに移行する日常→急接近Hを求めている人。

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