「人気歌い手に群がる裏の闇」をリアルすぎる描写で見たい人向けです。この記事では「歌い手のバラッド 上巻」にある未成年アイドルが股間でファンレベ分けされる哀しいまでのド肝抜きシーンと、配信画面を割り込む敵ヒロインのボーダレスな積極さを先取りで紹介できます。

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作品概要
| タイトル | 歌い手のバラッド 上巻 |
|---|---|
| 作者 | クジラックス |
人気歌い手配信者・聖亜を主軸にしたダークな実録風ストーリー。ワンクリックで増殖するリアルタイム詐欺、ファンとの距離を巧みに縮める大人たちの誘惑、配信スタジオの天井裏まで響く未成年の喘ぎ――SNS時代の金と裸の掛け算を容赦なく暴き、思春期とエンタメが交差する最底辺を抉る。描き下ろし2話収録。
作品の魅力
聖亜のステージ衣装がスライドする瞬間、光るスマホが数百台、いや数千台の暗闇でざわめく様子が鳥肌ものだ。スクリーンに映る自分を見てニヤつきながらリップを塗るその仕草は、たとえば「16歳の敵なんていない」と首相の胸ポケットで寝息を立てる小悪魔のように暴力的で、東京の夜風よりも熱い吐息が頬をかすめる。
逆NTRというタグはここでは「狩人にされたファン」の破壊力が強烈で、大人側の女が絡みつくたびに応募者欄が薄汚れた紙になっていく。「ガチ恋勢には触れないで」と肩でかき分けるその拒絶感は、ただただ「売れてる=誰でもいい」の方程式を呑み込んだ哀しみだった。だからこそ、最後の最後で逆襲する同級生ヒロインの舌が聖亜のアスファルトを抉る瞬間、「ぼくらはまだ取り戻せる」と涙が出る。
肝になるのはラジオ出演シーン。マイク越しの耳元囁きで「君の声で抜いてるんだ」と告白される聖亜が、プロの声優でも真似できない破綻した喘ぎを漏らす。そのあと、スタジオのモニター越しにファンが「聖亜ちゃん好きー!」と叫ぶコントラストは、耳を塞いでも消せない満員電車の体臭みたいに勝手に身体にまとわりつく。
音も忘れちゃいけない。描き下ろし短編のラストで流れるアコースティックのコード進行が『chill day』という曲名にピタリと嵌るのに感動した。少女の裏垢で不特定多数に晒される映像にドップリ浸りながらも、それを「配信」と名乗る自己欺瞞の心地よさ――あれ、まさに俺たちの今の生き方じゃないかって思わせる。ちょいとクスッって笑っちゃうけど、ちょっとズキッと奥歯を噛み締めちゃうという、非常に修学旅行の夜のチャイムみたいな余韻がある作品だった。
気になる点
描き下ろし2話という触れ込みながら、下巻の布石っぽい断ち切り具合が悔しい。あと「歌い手」アイドルの母親の描写が固くて、どうもこの手の実録モノでは必要不可欠な「大人の共犯者」のリアルさが削がれている気がする。
こんな人におすすめ
「裏垢で味方を失った歌い手少女の股間を救いたい」ような救世主願望が好きな人。深夜テンションのスマホ画面で「俺だけが彼女を守れるはず」と錯乱したい人。自分の温もりで毒されたコンテンツを修正したい、そんな自意識過剰な刹那の甘さを求めている人。
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