「親戚の幼なじみとセフレになってしまう瞬間のリアルさ」が気になる人向け。巻末の特典漫画まで含めて凪砂の“欲しがり”が全身でぶつけられる構成がわかります。

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作品概要
| タイトル | ゆあぴゅあ【デジタル特装版】 |
|---|---|
| 作者 | 餅田こゆび |
餅田こゆびの初単行本。従妹・凪砂はオナニーを見られてしまったことで従兄・龍一とセフレ関係に。彼女は「恋じゃない」って言い張るけど、東京進学で離れていく龍一との“最後”に、隠していた本音を全部ぶちまける。エンディングのあと4P続きも収録。全9話。
作品の魅力
扉を開いて最初に飛び込んでくるのは、透ける制服の下で息を荒くする凪砂の表情だった。下唇を軽く噛みながら兄貴分を見上げるその顔。視線の高さも、膝の向きも「誘ってます」と叫んでいて、夕暮れの廊下にたたずむだけでセックス前の空気がざわめく。この緊張感はすぐに破られる。たとえば2ページ後、突然背後からスカートをめくられて「ここで?」と慌てる龍一に、彼女の返事は「静かにすればバレないよ」とだけ。どこ挨拶がわりにしてるのか分からない軽さ。読者の恥じらい代わりに突っ走ってくれる瞬間がインパクトだった。
続くセックスでは「リンジウム」という花の名を囁きながら果てる。余韻で繋いだ指の間から、まるで花が閉じるように差し込まれる「蜷曲」。腰を抱え込まれる格好が蝶の幼虫みたいだと思った。ここがどう違って刺さったかというと、首すじに刻まれるキスの痕を舐め取るときのタメ。スピードをゆるめる代わりに音を立てることで、皮膚が記憶として残りやすくなる。キャンバスにサインを入れる画家みたいに、一筆ごとに「今日はここまで」って肘置きを叩く印象。たった1本の線で、数ページ後の東京に行ってしまうことまで予感させる。帯電した画線だった。
でも作者はそれで終わらせない。巻末特装に収まる短編では「もう会えなくなる日が来ても」系の台詞を完全に封印した。媚薬×縛り×公開レイプなんて過激要素全開かと思いきや、龍一は凪砂の頬を両手で包むだけで勃起すらしなくて、言葉もない。瞳の焦点がずれていくたびに、過去シーンに溶ける奇妙なチカチカ。たとえば切り取られたワンカットでチューリップ畑の奥に佇む子供時代の二人が見える。ここから筆が梗塞し、白。ページをめくるスピードが遅くなった。絵柄だけで「東京まで何キロ?」という距離感を表現できるのはさすが新人賞受賞の筆力。普通なら1ページで済む余韻を0.3倍速で見せつける。新鮮な喘ぎ声じゃなくて、空白に囚われたって好きなんだ、これが。
結果的に1冊で読めるのは「甘噛み」というちょっとマニアックなフェチまで収める異常なボリューム。この距離感の取り方はハヤカワ文庫SF賞並みか?と飲み屋で友人に自慢したくなる気分。
気になる点
物語がテンポ良すぎて、スカートめくり→即挿入みたいな場面がもう少し焦らしてくれてもよかった。
こんな人におすすめ
「親戚の幼なじみを押し倒したい」「セフレだけど実は好きだと言えないヒロイン」みたい欲求を抱いている人。デジタル特装限定18P短編で凪砂の裏顔をもっと知りたい人。
詳細はこちら
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