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母親が老人と再婚して妊娠――そんな展開に「なんで選ぶの?」という違和感が気になる人向け。
この記事では、その違和感がどこから来て、どう作品内で解決されるのかがわかります。









作品概要
| タイトル | なんでそんなヤツがいいんだよ… ──爺と浮気・妊娠・再婚した母さん── |
|---|---|
| 作者 | NTロボ |
主人公が出張から帰ってくると、母親は皺だらけの老人・佐藤と並んで笑っていた。理由を尋ねる息子に母は「あなたにだけは幸せを応援してもらいたい」と懇願。息子は受け入れきれず、しかし佐藤の揺れない優しさに触れていく。胸に灯る焦燥、母の妊娠を聞いた衝撃、三人が交わす真剣な対話。年の差カップルの先にある未来を描く一冊。
作品の魅力
最初、タイトルだけで「アレ、これギャグ煮込みなの?」と距離を置きかけた。でも最初の3ページで息子が玄関で呟く「母さんのその笑顔、何年ぶりだろう……」に、私の郷愁のスイッチが入った。へりくつ笑いの予想が外れる瞬間だ。たとえば母親が「もう若くはないから、自分から踏み出さなきゃ」という台詞では、恋愛に年齢制限はないのを再確認させられた。年の差と親子という二重の壁を正面突破する覚悟が、紙面からじわりと伝わってくる。
展開が進むにつれ「爺」という呼称が皮肉すぎて怖い。でも佐藤という老人と主人公の母親が夕暮れの縁側に並ぶシーンでは、皺と皺が寄り添う優しさが、肌の艶や若さとは違う安心感を生んでいた。息子(=語り部)の視点は辛辣なのに、「私」として回想した母のときにだけ色温度が上がる。この視点の急変が胸を締めつける。親の恋路って“奪われる”んじゃなく“並走”するという認識のギャップに、リア充じゃない自分も共鳴した。
逆NTR好きとしては、母親が息子の友人と……というパターンに慣れていた。それと違って、対象が天敵扱いされがちな老人という点で、嫉妬の矛先がどこを刺すべきか分からなくなる。このレア度の高さが新鮮だった。佐藤が走るバス停で息子を待ち伏せし、「僕はあなたの母を見捨てない」と宣言する場面では、もはや“矛盾した激愛”のメスが開くトラップに落ちた。読み手が理性で拒絶しつつ、でも感情では抗えなくなる自覚がある。それは“ただの背徳”を越えて、“愛の本質問いかけ”に変貌していく。
全体的なボリュームが短めなのも長所。TLやBLのように高密度な駆け引きはないけど、その分台詞に重みが乗る。“妊娠が判明した夜”で母親と息子が向き合う。母の「ゴメン、でも生む」と一言にかける息子の反撃もずっと遠慮がちで、答えを返す代わりに「お風呂入った?」とぽつり呟く。そんなささやかなやり取りが、凄まじい説得力を帯びて響く。最終ページで日の出とともに仲直りする三人を見ると、爺と浮気・妊娠と聞いていたギャップは180度回転していた。「ずるい。こんな温かい結論で終わるなんて」と涙が出た。
気になる点
後半登場する息子の父(元夫)が短い登場で唐突に和解する展開は、もうちょっとシグナルを貼っておいた方が説得力が増したかも。
こんな人におすすめ
年の差カップルを差別語で一方的に叩く空気が嫌な人。
「親に恋人ができたら俺はどう接する?」という男子の心情を検証したい人。
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