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逆NTRもので胸キュンしたいが気になる人向け。この記事では、高潔な女将軍が堕ちていく瞬間のリアルな感情の動きと、押しかけ系ヒロインの魅力がどう交錯するかがわかります。




作品概要
| タイトル | ダルミニア王国物語「女将軍の絶望の熱望」 |
|---|---|
| 作者 | Studio TAGATA |
Studio TAGATAの最新作「女将軍の絶望の熱望」。ダルミニア王国の守護者ヴィーダ将軍は、敵国の策略によりマークされていた。常に冷静で凛とした彼女が捕縛され、洗脳によって忠誠心を逆転させられる。しかしその洗礼は、彼女の中に眠っていた熱い感情を呼び覚ました。FANZA独占販売、28ページ。
作品の魅力
ブラウザを開いた瞬間、ブーツ音が脳内再生されるほどの力強さでヴィーダ将軍が登場する。その背後で翻る赤いマントと、鋭く切れ上がった眉。絵柄というより構図が決め手で、彼女が首を巡らせた時の顎の線の描き方には、15年間読んで培われた「存在感」のセンスがなければ到達しない説得力がある。
物語はこう始まる。敵国からの内通者として部下に裏切られたヴィーダ将軍は、捕縛される。読者は当初、激しい拷問と体液にまみれた展開を予想するだろうが、この作品はすぐに予想をくつがえす。被俘虜となった将軍の人間味の薄いまでの冷静さが、無機質すぎるほどの台詞で表現されるでのだ。たとえば、鞭を振り下ろされようとする敵兵に向かって「痛みはあなたの手から私に移るだけで、私の信念は動かない」という台詞は、むしろ敵の方が照れてしまうほどである。逆NTR色を感じさせるのは、こうした高潔さが崩れるまでの「距離」にある。
おそらく五分の一くらいのページで、將軍の警戒心が緩んでいく瞬間が訪れる。施設の整備されていない牢獄で、彼女の鎧の一部が外されていくシーンでは、金具が外れる音だけで緊張が張り詰める。ここで描かれるヴィーダの表情は、一瞬たりとも官能的ではなく、むしろ困惑の色すら見える。しかし、その困惑こそが両義性を孕んでいるのだ。彼女自身でさえも気づいていない感情が、少しずつ表に出てくる。その後、敵兵が恐れるからといって水を差し出すと、彼女は口をつけようとはしない。それでも喉が渇くのは身体が正直だと、こちらまで喉が渇く描写になっている。
中盤で逆転が起こる。敵国の将軍たる洗脳魔術師が登場し、ヴィーダに対して短い呪文を紡ぐ。ここでの呪文が英語ではなく、原作言語の羅列になっていて、どの言語にも似ていない文字の羅列なのだ。ただし、感情の入った呪文を唱える魔術師の唇の震え方と、ヴィーダの瞳が揺れる様が対照的で、押しかけ系ヒロイン的な「待ってやる女」ではなく、むしろ「打ち込まれる女」へと変化する瞬間だ。この時点で、すでに彼女の騎士道が崩れていないのが不思議なくらいだが、その崩れ方が逆NTRの醍醐味である。騎士道が逆転した時、その瞬間にヴィーダは「自分を愛してくれる相手」を認識してしまうのだ。
それ以降、状況が180度変わる。元部下の男が捕縛されていき、ヴィーダは逆に加害者となる。セリフ回しが官能的になるのは当然として、その官能さがこれまでの高潔さの再来だという違和感が消える情景がある。たとえば、旧部下に対して「あなたは守るべき民ではなくなる」というセリフは、裏切った部下への憎悪でありながら、自分自身への赦しにもなる。ここまでくると、「逆NTR」という言葉では収まらない複雑さが宿っている。さらに、ボリュームがしっかりとしていて、28ページすべてが「塗りつぶし」ではなく、ジワジワと感情が染み込んでいくようになっている。最後の方で、ヴィーダが完全に敵国へと寝返り、元仲間を口説く場面では、なぜか読者も共犯者になったような感覚に陥る。彼女自身は正義感を持ち続けており、その正義感が敵国の価値観に置き換わったという皮肉の上に、読者の感情も乗っかる。
気になる点
最後のシーンで、旧部下との対峙が口論になってしまい、逆NTRの高まりが少し折り合わなくなる。もう少し非言語的なやり取りがあれば、感情の変化がより深まった。
こんな人におすすめ
騎士道で包まれた高潔なヒロインが堕ちていく瞬間に萌える人。逆に、高潔なヒロインが誰かを口説く攻め側に回るのは新鮮だと感じたい人。
詳細はこちら
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