ラッキードッグ1 + bad egg

Tennenouji

PR

今すぐ読む

ギャング×飼われ系犬・リョウの過激な同居&バディが気になる人向け。ゲーム原作未プレイでも、狙った受けを逃さない肉食渾身な攻めが好きなら読んでほしい。この記事では絵柄のメリハリ、シナリオの逆NTR的展開、ふたつのエゴがぶつかるガチムチ描きがどこで刺さるかがわかります。









今すぐ読む

作品概要

タイトルラッキードッグ1 + bad egg
作者Tennenouji

マフィアのボス・ジャンはある日空からリョウが落ちてきた。名前を名乗らない彼は信頼できそうな顔をしており、ジャンの所有物としてコンゴーに連れて行く。だが、警戒を解いた途端に喉笛を狙われ、犬ぽく懐いてはいるものの牙をむく野生児の本質が露わになる。囚われの身でありながら自由を取り戻そうとするリョウ、そして縄を握る側でありながら未知の衝動に翻弄されるジャン。互いを切り刻みながらも惹かれ合う病んだ関係が交錯し、時に慈悲を見せるが最後は徹底的に飼い慣らす姿勢で押し切る。肉食×肉食、まるで牙の甘噛みのような同居ゲームの始まりだ。

作品の魅力

首輪を握る瞬間の音が高らかに鳴る。「これで繋がれた」──そう告げるジャンの台詞が、たとえばリョウは警察犬だった過去をねじ伏せようとするシーンでは、耳の奥で留め具の金属音が残ったまま錠の音が輪になって卒なく鼓膜をかきむしる。犬耳を立てるリョウが一瞬でへそ曲がり、先生という宿った忠誠心を自嘲でねじ伏せようとするコントラストが、単なる支配劇とは違って「餓えた家畜が飼主を噛み殺す瞬間」を優雅に彩る。こんな肉の戯れ、たまらなく蠱惑的だ。

伏線がざわざわと寄り添うところもうまい。リョウの犬耳スイッチを押す首輪の刻印は、実はジャンが若かりし頃に賭けた印籠と同じ唐草模様だと判明した時、単なる志らくが裏をかいて「飼い犬の首輪に自分の紋章を刻むなんて野暮ったい趣味だろ?」と笑うリョウのツッコミが、たとえば逆に「だからオマエの首に巻く」という挑発的な一拍で帰ってきて、見た目の皮肉が皮肉を超えた疼きを生む。明確な勝ち負けなんてなく、序盤から互いの弱点を握りつつ互角に寄り添う儚さが首筋を熱くさせる。

暴力のかげで、ちゃんと温められた距離感も忘れない。リョウが裏切りを描いた地図を床に落とし、ジャンがそれを拾い上げながら腰を抱き寄せる場面では、体温が袖口から伝わり、スーツ地にこびりついた煙草の匂いが瞬時に血の匂いより先に鼻先をくすぐる。──この仄かな港町の湿気が、肩に伏せたリョウの吐息と混ざって、どうにも絵空ごとにはならない現実臭を放つ。後味は甘くないし、けれど舌の上に残る余韻だけが完全に腐らない。

最後の10ページ、胸倉をつかまれて壁に叩きつけられるリョウが、ついに「失望させてくれ」と呟く。これは挑発か寄生か、やりきれない感情の対抗か。言葉の裏を探るよりも耳介が震える迫力で見せられる終末には、単純なイク→ピースアウトの構図の欠片もない。肉が跳ねる、歯が打ちつける、そして誰も完全には勝てない。けれど、敗者側から逆算した勝者以上に啼く開放感だけは体温計の外側に捻じ込まれる。音にしても匂いにしても塗りのタッチまで、熱すぎる擦過痕の集まり。

伏線と反転を縫いながらも、構図に震えが見えないのも捨て難い。すぐに振り向いたり、ローアングルで押し倒すショットから噛み合いのスピードに合わせるカメラワークは、既読というマンガ的な温度よりも実際に絵で動いている感触を与える。ジャンの長髪がリョウの頬をさらに細く見せ、逆にリョウの青筋がジャンの指にまで灯る——息を許さない密度の筆運びは、どこかピアニストが鍵盤を殴るような野性と優雅さを両立させている。

気になる点

2作目以降を知っていると、初回の倉庫決闘の余韻がキャンセルされてしまうようなディレクション。続きが読める人ほど、ここの締めのほどよさを心配してしまうかも。

こんな人におすすめ

首輪をつける側もつけられる側もどちらも興奮する、肉食渾身のやり取りが好きな人。昔飼っていた犬と警察犬を足して2で割ったような腹黒キャラが欲しい人。性生活で「奪い→取り返し→奪われる」のループに酔える人にもぴったりだ。

詳細はこちら

「ラッキードッグ1 + bad egg」下記サイトにて配信中です。他の作品も多数公開されていますので、まずは下記サイトでチェックしてみてください。

今すぐ読む

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク先はFANZA公式サイトです。

前後の記事・同カテゴリ

同じカテゴリの記事