逆NTRや積極的なヒロインに心が惹かれる人、日常の中に溶け込む官能にときめく人向け。この記事では『ずっとこのまま… 【デジタル特装版】』の本当の魅力と、なぜ今この作品が注目されるのかがわかります。表面のあらすじだけじゃない、読後に残る感情の動きにも注目です。

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作品概要
| タイトル | ずっとこのまま… 【デジタル特装版】 |
|---|---|
| 作者 | やまこんぶ |
性純派の人気イラストレーター・やまこんぶによる初の作品集。主人公の有栖は無気力な毎日をセックスで埋める高校生。ある日、彼女を気にかける教師・野田と出会い、少しずつ本音を漏らし始める。補習授業という二人だけの空間で、ふたりの関係は意外な深さへとつながっていく。幼馴染のギャル、強気な女子、年下の恋人たちとの関係も交えながら、多面的な恋と性の物語が展開される。大加筆・新規描き下ろしも収録した、特別な一冊。
作品の魅力
やまこんぶの筆先からは、無機質な日常の中に芽吹く「触れ合い」の熱が滲み出ている。有栖の無表情のまま服を脱ぐシーンは衝撃的だが、それが彼女の孤独の現れだとわかるにつれ、身体の動きひとつにも重みが宿る。たとえば彼女が野田の机に腰を下ろし「これで終わりって言わないで」と呟く場面では、言葉の少なさがむしろ切なさを増幅させている。無関心を装うほど、心の奥に響く声が聞こえてくる。
彼女の周りにいる女性たちも、単なるライバルではない。幼馴染のギャル・さやかが酔って有栖の部屋に泊まりに来るシーンでは、子どものころのぬくもりがふいに蘇る。ふたりが服のままベッドに並んで寝るだけなのに、距離感がぐっと縮まる。有栖が「ほんとは、ずーっとこうしていたかった」とつぶやく瞬間、性的な展開がなくても、官能の本質――人は肌で記憶し、体温で信頼を確かめること――が描かれている。
野田との関係も、典型的な「教師×問題児」の枠を越えている。〜と違って、彼は「救済」ではなく「共犯」でありたいと願う。補習の帰りにコンビニでおでんを分け合う場面では、ふたりの間に流れる空気の柔らかさが、暴力的な激情よりも深く心を揺らす。性的な関係さえ、最初は有栖の自己否定の延長だったのが、次第に「触れてほしい」という意思の表れに変わっていく。その変化が、急激ではなく、数ページごとにほんの少し、ずつ進んでいく描き方が絶妙。
絵柄もまた、言葉以上の物語を運ぶ。白いセーターや制服のシワ、吐息のゆらぎ、瞳の焦点のずれ――すべてが情緒の揺れを映している。背景の寂れた商店街や、放課後の教室の蛍光灯の光も、ふたりの関係性を無言で支える。新規描き下ろしの『こころね』パートでは、時間が経っても変わらない「ひとりじめ」の欲求が、静かに、しかし強く語られる。読後、胸に残るのは甘さでも欲望でもなく、「このままでいい」と思える瞬間の貴さだった。
気になる点
野田の内面描写がやや薄く、有栖の視点に寄りすぎているため、ふたりの関係の成立に違和感を覚える読者もいるかもしれない。
こんな人におすすめ
「逆NTR」や「依存しあう関係性」に官能を感じる人におすすめ。恋人というより「共有者」としての絆を求めている人、日常の隙間に潜む熱にときめく人に刺さる。セックスを通して「認められたい」と願う人物の心情に、自分の声を重ねたい人にも。
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