退魔の母、業

ぷっぷくぷー

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母娘で退魔バトルする新作が気になる人向け。この記事では、夏休みのオチ込みリゾート・NTR劇を描いた本作の魅力と、母娘どっちを選ぶか悩ませる“積極ヒロイン”のヤバさがわかります。






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作品概要

タイトル退魔の母、業
作者ぷっぷくぷー

かわいい彼女とサマーデートするつもりの夏。行き先は青い海と白い砂浜。ところが、荷物を持って降りてきたのは彼女の母。さらに祖母も合流し三人旅に。退魔の家系を受け継ぐ母と祖母は、妖気を帯びたバイト先をターゲットに。彼氏ごと張り付く宿泊プランは「アナタの精気も清めてあげる」。女友達は恥じらい、母は無遠慮、祖母は大胆。この夏は誰が主役? 選択がシビアな逆NTRの幕が上がる。

作品の魅力

青い波が太陽にきらめく海という甘酸っぱい青春ムードのはずが、最初のページから空気変わった。ガレージに並ぶ符や武器。スマホより古びた携帯を手帳代わりにする祖母の挙動。退魔師一家の日常がこうしてコミカルに溶けて、急に一息場が戦闘モードに。たとえば、屋台ラーメンをすすりながら「ここは危険水域よ」と呟く母のセリフの後に、ビーチパラソルの下で「絶対大丈夫っ」とはしゃぐ娘。残暑に似合わない違和感が捩じれた瞬間、ラーメン屋の主人が妖として暴れ始める。写真スナップのフレームレートみたいにプツプツと繋がる絶対にありえない連鎖。

ちょっとした仕事の後片付け程度だと思っていたのが見誤りだった。祖母のタコ糸で命綱をつないで水中に潜るなんて、いきなりカクレクマノミの群れすり抜けだったワケじゃない。彼氏役の僕は、スノーケルの先で彼女と目が合うはずが、母と祖母に挟まれテント張り状態。予告状みたいなのはさっさと破られた。たとえば、磯の上で着替え様子を見すかさず掬われるVRゴーグルに、娘が恥じらい紅潮。ここで母が「こうやれば気持ちいいんだよ」とアドバイス。アレコレ競演する「積極退魔」って、名前的には正義の味方なのに態度はまんま誘惑。仲間内NTRにしか見えなくて、涙腺ゾワゾワと可笑しくなる光景だ。

これのいい所は青筋立てて嫉妬しちゃうと逆に軽蔑される構図。大学のゼミでカップルがアベック解散する瞬間の“読み合い”かと思ったら、妖に取り憑かれたのは僕側。スピーカーや液晶の枠をはみ出る勢いで鬱陶しい妖気増幅から、母ご一家がばら撒く妖術。まさにコンクリート割れるビリビリ感。水着の水抜きから漏れる光の粒が、祖母の指を光らせる呪符に反射。薄っすら透き通る衣服の下、残像で見えた妖の輪郭。その妖なのに母系DNAが似通いすぎて、そのせいで妖にも親近感が混じるの、感覚麻痺感じるほど新しい。

ボリューム感を語らずでは片付けられない。1ページ目から底抜けに開くページラッシュ。普通のサマーコミケだと80ページで短めな印象、ここ120ぺージ。布団半分潜って読んだけど、まだ腰かけ椅子の感触が残ってる。なのに100枚超でラストの「想和、次はどこ?」的抜け殻には朗報。技術的な細やかさにもびっくり。祖母の過去回想は白黒だけど、その白黒にピンクがかかったのは誰なのか。Oracle的な呪符の漢字一つひとつにも浸食されそうな密度。ページをグルグル回すたび、海の匂いと妖の冷気が交錯する。読み終えた後も鼓膜奥で波の音が混じった祖母の誘蛾灯リズムが残る。

気になる点

母が退魔師好みに、たまに突然イケメンの同業者が出てきて喧嘩腰になる展開が書き捨て扱い。続きが見たいところで切られた。

こんな人におすすめ

退魔師ファミリーのキャラ同士でせーので恋を奪い合うハラハラ感が好きな人。ビーチという開放的な舞台で誰を選ぶかのシビアな選択を求めている人。

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