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逆NTRや、受動的ではなく自分から求めるヒロインに興味がある人向け。この記事では『はじめてのきもち3』の本当の見どころ、どういった演出や展開が感情を動かすのかがわかります。読んだ後に「なんでこんなに胸が熱くなったんだろう」と腑に落ちる解説です。










作品概要
| タイトル | はじめてのきもち3 |
|---|---|
| 作者 | はあだん |
颯と龍介の再会が、彼女の人生を少しずつ変えていく。人気者で女遊びの多い颯が、ある日、クラスのモブ女子がいじめられている現場を目撃する。助けに入ったのは、いつもとは違う、おとなしそうな男の子・龍介だった。その助けようとする姿に、自分とは真逆の誠実さを感じ、颯の心に初めての揺らぎが走る。それまで誰にも見せたことのない感情が、抑えきれないものになっていく。彼女が知らない「初めての気持ち」が、ここから動き出す。
作品の魅力
物語の空気感は、日常のほんのわずかな歪みから始まる。颯というキャラクターが持つ、周囲から注目され慣れた光と、そのなかで実は抱える孤独が、序盤の会話にほんの少しの温度差として滲んでいる。たとえば、放課後の廊下で龍介と偶然すれ違うシーンでは、颯が無意識に足を止める描写がある。動きの「猶予」が示すのは、感情の転換点だ。彼女が今まで誰かを見つめるのではなく「見られること」に慣れていなかったという事実が、ここから鮮明になる。
ヒロインが受動的でも、献身的でもない点が、この作品の骨格を支えている。逆NTRの文脈で語られがちな「奪われる女」ではなく、颯は自ら近づく。たとえば、龍介の家に訪ねていく場面では、彼が持つ「自分とは違う価値観」に惹かれていく心理が、表情の変化やセリフの抑揚で丁寧に描かれている。過剰なエロスではなく、「触れたい」という欲求の純度が伝わる。それは、彼女のこれまでの遊びと「どう違うのか」を、読ませずに感じさせる書き方だ。
シナリオは、急激な展開を避けて、あえて時間の経過を意識させる。ページ数の多くが「やりとり」に割かれていて、たとえばふたりが漫然とテレビを見ながら話す時間の描写が3ページ続くこともある。こういう「非本編的な時間」こそ、関係性の濃さを示す。身体的な接近よりも、言葉が途切れた後の沈黙が、どれだけ重いか――その重量感が、だんだんと読者の胸に沈んでいく。ハイスピードな展開に慣れた人には退屈に映るかもしれないが、その「ゆらぎ」にこそ真実味がある。
絵柄も静かに効いている。背景の質感や、照明の当たり方で感情を補強するスタイルで、たとえば梅雨時の教室の曇りガラス越しの光は、颯の内面の「はっきりしない気持ち」と見事にシンクロしている。線の太さや影の落とし方も、キャラクターの心理状態に呼応しており、龍介の部屋に入るときの扉のクローズアップには、ちょっとした「神聖さ」さえ感じる。絵が「語りかける」瞬間が、随所にある。
気になる点
龍介の過去や内面についての掘り下げが控えめで、やや「理想化されすぎ」た印象を受ける場面がある。
こんな人におすすめ
「逆NTR」ではなく「気持ちが動く瞬間」にドキドキしたい人。ヒロインが自ら答えを探しに行く物語を求めている人。絶対的な善悪ではなく、揺らぐ感情の温度差に共感したい人には、刺さる作品だと思う。
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