ゴブリンの身からリベンジする逆NTRが気になる人向け。セットアップの精緻さから緩やかな転落まで、世界征服の欲望と女戦士の崩れ具合がわかります。

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作品概要
| タイトル | ゴブリンからはじめる世界征服 |
|---|---|
| 作者 | diletta |
かつて討伐されたゴブリンの魂が、人間魔法使いの肉体を奪い返した。復活と同時に胸に灯ったのは、あの王女パーティへの執念深い復讐。彼の手元には「刻淫」というユニークスキルがあり、女の体内に刻み込むことで理性を蝕む淫紋へと変貌させていく。今回の標的は冷徹な魔術師マリエラと忠誠心が高い戦士ベルナ。貴族令嬢からたたき落とすまでの過程を、キャラの過去や関係性も丹念に埋めつつ描いた、濃密な黑暗ファンタジー。
作品の魅力
作者の芯の熱さが最初から伝わる。たとえば転生直後の回想シーンでは、かつて自分を「ゴブリン」とだけ呼び捨てて踏みつけたベルナの冷たい瞳が克明に描かれていて、正直「闇の炎が胸を焦がす」なんてダイナミックな形容がぴったりくる。しかし一方で転生した青年が最初に感じる違和感——爪が薄く、皮膚が柔らかすぎる——といった人間としての感覚を実感させる描写も忘れずに入れている。復讐譚でありながら、ゴブリンじゃなくてもいつか自分の死を迎える「人間の肉体」への違和感がちゃんと味わえるのが面白い。
マリエラへの堕ち方にも深い拘りが見て取れる。これまで――他の作品でよくある「魔法使い=理性派」のお約束とは違って、この女魔術師には格好つけた傲慢と、芯に秘めた探究心の二重構造がある。「刻淫」の紋様が指先に走った瞬間、彼女がまず興味深そうに自分の手を覗き込む様子が妙な説得力を伴う。「これは未知の魔術…?」と呟く瞳の奥に灯る好奇心が、いかにも賢者タイプが陥りやすい罠であることは見る側にも刺さる。堕落とは単に理性が蕩けるだけでなく、「知りたい」という願望が裏返って快楽に変わる瞬間をテンポよく追っているから、終盤に向けて切なさを带びてくる。
さらにベルナの崩れは二歩あった。騎士としての矜恃と、幼い頃に王子に見せた憧れ。ただ濡れ堕ちていくのではなく、最初の段階で肩口を晒す瞬間に「殿下への誓い…」と掠れた声で呟かせる演出がある。じわじわと震える唇、汗ばむ額。もう武器を持てなくなるまでの過程を全身で表現しているから、読者は「ここまでやるか!」と膝を打ちつつ、なぜか愛おしさも湧く。あくまで復讐者ゴブリンの視点で「刻む」側に徹する一方、ベルナの感情の震度計は惜しげもなく見せてくれる。二律的だけど新鮮な解剖劇だ。
絵柄への注ぎも負けていない。服が乱れるにつれて露わになる肌のツヤ、淫紋が浮かび上がる瞬間にだけ加わる紫色の光。背景が薄暗くても輪郭がやわらかく滲むことなく、むしろ対比を楽しんでいる。総頁数で120Pオーバー、セル数は多めではあるが、コマ割りが窮屈にならず俯仰の狭間で息が抜ける。カーテンを締め切った部屋の薄闇のなかで、二人の肌だけが仄白く浮かぶ構図には、作者のこだわりが前面に出ている。演出重視、でも決して絵が崩れない絶妙バランスというより、「展示するべき瞬間」を大事にしている実感が刺さる。
気になる点
刻淫システムの詳細ルールが少し恣意的に感じられた。たとえば「紋様の波及範囲」がヒロインごとにバラバラで、理論武装してもすぐ穴が空く。
こんな人におすすめ
王族や騎士が緩やかに理性を剥がれていく変貌劇が好きな人。さらに、復讐者視点で「堕とす側の愉しみ」を味わいたい人にも最適。身分差別を逆手に取った征服譚を求めている人は満足度が高いはず。
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