アイドルのキミの隣のぼく5

寝語屋

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「アイドルのキミの隣のぼく5」のラストをまるで味わえていない、あるいは逆NTRの麻薬的なアゲアゲ展開に首ったけになりたい人向け。15年で2000冊超読み漁った俺の舌が、このシリーズ完結のスパイスを噛み砕いてやる。この記事では、最終話だから許される感情の坩堝っぷりと、ルナが“抗えず”落ちていく瞬間のエグさがわかります。



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作品概要

タイトルアイドルのキミの隣のぼく5
作者寝語屋

アイドルの世界で最も輝くキミの隣に立たされたルナ。大ブレイクした彼女が、強いられるままに最後の関係へと引きずり込まれる。セリフひとつ、背景ひとつ、すべてが終着駅を告げる。37Pの本編は「もう逃げられない」と覚悟した瞬間から暴走し、舞台袖の狭い通路や空っぽのスタジオ、収録直後のピアノ室へと次々とシチュエーションを移し、流されるルナの輪郭を溶かしていく。寝語屋印の色っぽい線で紡ぐ最終章、シリーズを総括する淫靡な抱擁はここにある。

作品の魅力

カーテンコールを避けるように逃げ回っていたルナのひざ掛けが、映ったままスルリと落ちる瞬間――俺はこの一コマで完全に堕ちた。舞台袖の暗闇にスポットライトが届かず、観客の歓声だけが遠のいていく。たとえば指先が肩にふれただけで整えた呼吸がばらばらになるのを、彼女の瞳の揺らぎが見せつける。そこに「逆NTR」の本当の味が宿るのだと悟った。

前巻までのノリで「押し切られたらラブこじらせ」と甘く見ていたら大間違いだった。ここでは流されることに加えて「見抜かれた上で誘う」という二重構造で、相手側の主導権が圧倒的すぎる。たとえばサングラスを外すプッツンという音と同時にルナのマネージャーが「もうご存じですよね?」と呑気に朗読するシーン。普通のヒロインなら「私は違う」と踏ん張る瞬間に、ルナは逆に相手を見つめて「全部盗み聞きしてた?」と返しちゃうんだ。受け身ながら積極的なコウカンの逆FD、殺されるのを選ぶ感じがヤバい。

画力の凄まじさはこれまでと変わらないが、最終巻のベタ塗り陰影に濡れ色を混ぜる手法が新しい。スタジオの照明オフになった直後、残光だけが肌を照らす――そんな場面で底が見えない陰がエグい。血の気がなくなる白さと熟れすぎた赤とを境目なく使って、ほとんどセピアに近い色温度にしたら、これがまた興味をそそる。少し離れると輪郭が霞むアンチエイリアスじみた線が、逆に肌の温もりを連想させてくる仕掛けだ。

ラストはもうギリギリまで引っ張る。エンドロールが流れそうな感覚でセリフが止まり、静寂に包まれた──と思ったら、アンコール曲をぶち込んだかのように再点火。助走ゼロで膝の裏を掴んで上に乗る。観客はもういないが、シリーズ愛読者の俺たちはさらに奥へ連れてかれる。たった37Pなのに、読後は“これで全部終わり”じゃなくて“まだ続きがあるような”終わり方。終わりと始まりが同時に現れるため、眠れない夜を確実にプレゼントされてしまった。

気になる点

前半から一気に押しきるようなテンポだっただけに、中盤のちょっと立ち止まる会話の入り方が渋滞してしまったかな。でもそれも含めて麻薬な味わいか。

こんな人におすすめ

押しに負けて溺れる女の子の表情にゾクゾクする人、読者側に主導権を握られっぱなしにして「逆に奪われたい」と悦びたい人にピッタリ。

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