地雷ちゃん、愛を知る【デジタル版限定おまけ付き】

すずきとと

地雷系ファッションの彼女が、首絞めながら「好き」を連呼するんじゃヤバすぎる……と思う? だったらこの記事を読んで。すずきととのデビュー単行本『地雷ちゃん、愛を知る』のハードめ純愛7編がどれほど胸を抉るか、全部見せます。

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作品概要

タイトル地雷ちゃん、愛を知る【デジタル版限定おまけ付き】
作者すずきとと

すずきととの初単行本『地雷ちゃん、愛を知る』が電子版にしかない描き下ろしと卒業編という新作ネタを両方抱えて登場。キャッチコピーどおり「束縛好き」「エロがヘビー」なヒロインたちと主人公が身体と心をむき出しにして急接近する、純愛+官能満載の7つのオムニバス。バズリまくった「地雷ちゃん、妻になる」描き下ろしアフター14ページでは妻となった地雷ちゃんが依頼主を翻弄しに帰宅し、黒ニーソの中脚を「ご主人専用マーキング済」と脳内爆発させる。また話題の双子メイドシリーズの卒業スペシャルでは「最後の奉仕」という定番タイトルながら「またセーターに着替えます?」とあどけない挑発で涙なしでは読めない。どれも初出のWebコミックではふんだんに割けないページ数を紙幅に贅沢移し、会話と肉体描写が密度高く重なり、主張し合いながらも二人だけの甘い闇に落ちる瞬間がぎゅっと詰まった一冊。

作品の魅力

―――「束縛」というワードが好すぎると気づいたのは、この本の中盤に差し掛かった頃だった。作品名に登場する地雷ちゃんは、高校終業間際に校内でぼっち気味の主人公を廊下の真ん中で羽交い締めにし耳元で「あたし色に染めてやる」宣言。あれは普段読む逆NTRの展開と同じくらい距離感が近い。しかし違うのは、侵害する側の彼女が「マジで嫌だったら痛いことさせたくない」と震えている点。暴力的な演出の裏に、実は激しい罪悪感が見え隠れして、どきどきと胸が高鳴る。

たとえば「地雷ちゃん、妻になる」の追加ページでは玄関に置いたサンダルを跳ね上げながら、結婚指輪を翳し「今日は指でイカせてからが本番だよ」と告白。普段は完全に主導権を取る地雷ちゃんが、夫にベッドに押し倒される瞬間だけどこか頼りなげな表情で眉間に皺が寄り、そこに初めて「愛されている安心感」を読み取れる。絵の陰影強めだけれど、性器をぼかしているギリギリセンサーに一瞬触れた後にすぐ小指を絡めるやり取りが、官能と純愛が背中合わせになった瞬間を塗り替える。

双子メイドシリーズでは「卒業スペシャル」の最後でセーターを頭から被せられたまま泣きながら喘ぐ妹が印象的。これまで専攻してきた露出狂メイドプレイと違って、息遣いだけが筒の中で響く閉塞感が逆に羞恥を煽り、読者の鼓動までが揺さぶられる。それでいて次ページで姉がスカートを捲り上げ「ケンカ売ってる奴にゃ可愛い顔で失神させる奴等じゃない」と皮肉る。この双子同士の会話に罵詈雑言が混じるのが、染みついたサディズムとやさぐれ感のあらわれで、読み終えた後にこちらの身体まで汗ばむ。

ちなもう一編「家庭教師の彼女」は担当ページ数は少ないが、握手だけで終わるはずの稽古が、握りしめた指一本に彼女が指輪を隠していた描写がある。小道具として指輪は本体ではないが、前夜彼女が「借りた部屋で待ってる」の一言が頭から離れなくて、翌朝の扉を開ける瞬間の鼓動が予習できてしまう。―――タイトル通り「地雷」は図々しく強引だけど、必要以上に優しいパートがあって、次に見るシーンで何度も心を抉られてしまった。

気になる点

電子版の下準備具合か、一部ページのグレーの濃淡がぼやけていて台詞がちょっと読みにくかった。深夜のアレばっかりのせいかもしれないけど、眼がショボショボした。

こんな人におすすめ

「首輪をつけたいと堂々と主張する彼女に心臓を鷲掴みされたい人」「束縛しても束縛されても最終的に甘々になる展開を求めている人」「寸止め、寸止め、寸止めで高まった後に一気に降り注ぐ倒錯純愛が好きな人」。

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